嵐の相葉雅紀(41)、声優の大塚明夫(64)、まんきゅう監督が16日、都内で行われた映画『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』(29日公開)の完成披露試写会に出席。まんきゅう監督が、アニメ声優初挑戦となる相葉の声を絶賛した。
【写真】完成披露試写会に参加した相葉雅紀、大塚明夫 相葉はオファーを受けた際「僕でいいですか?」と思ったと告白。「新しい挑戦をさせていただけるという喜びと共に大きな覚悟が必要だなと思ったんですが、モルカーの世界も好きでしたし、やっていただけますかと言っていただけたことがうれしかったので、ぜひ全力でやらせてくださいとお答えしました」とその経緯を明かした。
自身が演じるメニメニアイズカンパニーのCEOについて「ちょっとクレイジーなところがある」としつつ、「(監督の)まんきゅうさんの指導のもとやらせていただきました」と自信をにじませた。
そんな相葉の声についてまんきゅう監督は「生命力のあふれた声をしていて」と絶賛。レコーディングの際には「ブースでみんなで『よっしゃ!』ってやりました」とスタッフから思わずガッツポーズが飛び出たそう。
また、CEOはもともと冷静な声をイメージしていたそう。しかし、相葉の声を聞いて「こっちの方が楽しかったんだという気持ちにさせていただいて」と変更。「まっすぐすぎるところもすてきです。すてきな色を加えてくださりました」と感謝した。
今作はモルモットが車になった世界で「モルカー」たちが繰り広げる癒しあり、友情あり、冒険あり、ハチャメチャアクションありのストップモーションアニメ。その愛らしさや、実際のモルモットがモルカーの声優を担当するという奇抜さで、2021年の放送開始後から斬新な世界観とキャラクター、ダイナミックな映像が子どもから大人までを魅了し世界的に“モルカーブーム”を巻き起こした。
同シリーズは、本物のモルモットをモルカー声優として起用してきた。今回もモルカーたちはモルモットのつむぎ、今作から参加となるモルモットの糸らが担当。相葉はメニメニアイズカンパニーのCEO、大塚はモルカーのドッジのドライバーを担当する。シリーズのなかでも人間のキャラクターが登場することはあったが、せりふはなかったため、モルカーとの新鮮な絡みも見どころとなる。