16日、京都競馬場10Rで行われた近江特別(3歳上・2勝クラス・ダ1900m)で、8番人気メイプルタピット(牡3、美浦・南田美知雄厩舎)が第1着となり、渡辺竜也騎手(地方競馬/笠松・笹野博司厩舎所属)はJRA初勝利を挙げた。
渡辺騎手は2000年生まれ。17年に笠松でデビュー。22年には笠松競馬における歴代年間最多勝となる164勝をマークし、その記録を年々更新している。今年もすでに200勝を超えており、地方全国リーディングでも6位につけている。
【渡辺竜也騎手のコメント】
「まずは初勝利をあげることができて嬉しいです。厩務員さんには出たなりで、と言われていたので、その通りにレースをすることができました。馬の手応えもすごく良かったので、もしかしたら勝てるかなと思いました。全ては、今日、池添騎手に朝ごはんを奢っていただいたおかげだなと思います。
京都競馬場は凄く大きい競馬場で、またレースも多頭数のレースで、すごく緊張しながら乗っていたんですが、こうして勝つことができて良かったです。
今日の騎乗はもうありませんが、この経験は笠松競馬でも活きてくると思うので、もっと色んな場所に行って、皆さん(セレモニーにかけつけた騎手)みたいに活躍できるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします。
普段は小さい競馬場で乗っているんですけれど、今日京都競馬場に来ていただいた皆様にも、笠松競馬場に足を運んでいただけると、今日活躍できてよかったなとまた思えるので、ぜひ笠松競馬場に遊びに来てください。ありがとうございました」
(JRAのホームページより)