【フィギュア】松生理乃「1点減点」で銀メダル「それがなければ」優勝の吉田陽菜に0.26点及ばす

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2024年11月17日 01:45  日刊スポーツ

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フリーに臨んだ松生理乃(撮影・竹本穂乃加)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第5戦フィンランド大会>◇16日◇ヘルシンキ◇女子フリー



【ヘルシンキ=竹本穂乃加】ショートプログラム(SP)4位発進の松生理乃(20=中京大)が、「1点減点」で優勝を逃した。フリー134・38点で、合計199・20点の2位。199・46点で優勝した吉田陽菜(木下アカデミー)には0・26点及ばなかった。


試合後に採点を確認し、笑いながらも悔しさをにじませた。「タイムアウトを取られていて、マイナス1・0されていた。それがなかったら200点あったので、すごく悔しい」。


プログラムがギリギリに作られているため、規定時間に演技がおさまらず、減点された。「コンビネーションスピンで出るのが遅かったっていうのは自分でも分かっていて。急がなきゃって思ってやったんですけど、間に合ってなかった」と振り返った。


ただ、演技については「自分の納得のいくジャンプをしっかり決めることができて、のびのびと滑ることができた」と納得。スケートカナダに続き銀メダルを獲得し「陽菜ちゃんと2人で表彰台に乗ることができて、すごくうれしい気持ちでいっぱい」と喜んだ。


シリーズ2戦上位6人が進むGPファイナル(12月、フランス・グルノーブル)初進出へ1歩前進した。「今回見つかった課題は次にしっかりクリアしていけるように、意識して練習していければ」と見据えた。

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