これは知らなかった…… 余ってしまった牛乳やヨーグルト→意外と知らない“保存方法”が目からウロコ

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2024年11月17日 08:23  ねとらぼ

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ねとらぼ

牛乳のイメージ画像

 使いきれず、なぜか少しだけ余ってしまいがちな牛乳やヨーグルト。足がはやい食品だけに長く保存できたら便利ですが、そんな方法はあるのでしょうか。


【画像】意外と知らない保存術


 結論から言うと、実は牛乳・ヨーグルトともに冷凍保存することができます! ただし、そのままでは舌ざわりが悪くなったり分離したりしてしまうため、ちょっとした工夫が必要です。


 牛乳は、量が多いと分離しやすくなるので“小分け”にするのがポイント。数々の冷凍食品を手掛けるニチレイの公式サイト「ほほえみごはん-冷凍で食を豊かに-」では、冷蔵庫に備え付けの製氷機で冷凍する方法を紹介しています。凍った後、空気にふれないよう冷凍用保存袋に詰め替えれば、冷凍庫で1〜2カ月もたせることができるそうです。


 ただし、凍らせた牛乳は冷蔵保存に比べてざらついた食感になり、やや風味が落ちます。この変化が、牛乳の冷凍をすすめないという意見が散見される理由です。


 原因は、解凍時に牛乳のなかの脂肪とタンパク質が分離しやすいこと。そのため、解凍した牛乳は、そのまま飲むよりもシチューやミルクティーのように他の素材に混ぜて加熱する使い方がおすすめです。


 ヨーグルトを冷凍するときには、“糖分を入れる”のがポイント。砂糖・はちみつ・ジャムなどを足すと分離を防ぎやすく、乳酸菌の保護にも役立ちます。


 加える糖の目安は、ヨーグルトの約10パーセント。例えば、ヨーグルトが100グラムなら、砂糖は10グラム(大さじ1杯前後)ほどです。なお、冷凍したヨーグルトも牛乳と同様に1〜2カ月保存できます。


 ちなみに、今回参照したニチレイ「ほほえみごはん-冷凍で食を豊かに-」には、生クリーム・チーズ・バターなど、他の乳製品を冷凍するコツも載っています。冷凍するときの一工夫で、日常の“もったいない”が解消できるかもしれません。


●参考文献:


・ニチレイ「牛乳って冷凍できる!?【生クリーム・ヨーグルト・チーズ・バター】乳製品の冷凍テク」


・日本乳業協会「牛乳は冷凍保存してもよいのですか?」


・ジャージーブラウン「ヨーグルトは冷凍できる? 保存の期間と解凍しても分離せずに食べるコツ」


・みんなのヨーグルトアカデミー「ヨーグルトの雑学」


●文:近藤仁美(こんどう・ひとみ)


クイズ作家。国際クイズ連盟日本支部長。株式会社凰プランニング代表取締役。これまでに、『高校生クイズ』『せっかち勉強〜知らないとヤバい事〜』等のテレビ番組の他、各種メディア・イベントなどにクイズ・雑学を提供してきた。2023年、「Trivia Hall of Fame(トリビアの殿堂)」殿堂入り。著書に『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』(永岡書店)など。



このニュースに関するつぶやき

  • 余ってどうしようというかは、いかに余らんように使うかって話ですよね。開封したらあいつら勝手に腐る時ある。毎回嗅覚で判断するけど、えっ?!てなったら棄てる
    • イイネ!1
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