白川ダーク陸斗 ■『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』前日計量(17日・ポートメッセナゴヤ第1展示館)
第3試合でマゲラム・ガサンザデに判定0−3で敗れた白川ダーク陸斗が、対戦相手マの粘り強さを評価する一方で、JAPAN TOP TEAM(JTT)トップバッターとして勝利を収められなかった悔しさもにじませた。
【試合写真たっぷり】白川ダーク陸斗 vs. マゲラム・ガサンザデ
試合について「強くてしつこかった。お互いに相手のやりたいことをやらせないように作ってきたが、自分がレスリングのしつこさで競り負けてしまった」と冷静に分析。「もっとスピーディーでハードパンチを繰り出してくるかと思っていましたが、実際にはタックルのタイミングや低空技術が際立っていました」と振り返った。
今大会はJTTから5人のファイターが参加し、その先陣を切った白川だったが「いい流れを作りたかったが、それができなかった」と悔やみつつ、第5試合で柴田“MONKEY”有哉に判定勝利したヒロヤについて「ウルッとしました」と喜んだ。
今回がフェザー級からバンタム級に転向初戦で「何としても勝てば道が拓けると思ってた相手だったし、そういう試合だと思ってた」と結果に失望するも、「まだ自分はバンタム級で行けるなと感じました」と自身も深めた。
結果は出なかったものの、会場からは試合前も試合後も白川に大きな声援が送られた。「あんな情けない試合をしたのに、たくさんの声援をいただいて。こんな温かい人達がいてくれると思って、ほんとに頑張らないとと思いました」と決意を新たにした。