俳優の櫻井海音(23)が17日、都内で、主演を務めるドラマ「【推しの子】」と映画「【推しの子】−The Final Act−」のワールドプレミアに出席した。
同作は、赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏のタッグで週刊ヤングジャンプに連載された同名漫画が原作。ドラマ版は28日からPrime Videoで世界独占配信される。その続きを描いた劇場版が、12月20日に公開となる。
櫻井は、元乃木坂46齋藤飛鳥(26)演じるアイの子どもで、元=LOVE齊藤なぎさ(21)が演じるルビーの双子の兄、アクア役。ちょうど1年前の11月17日にクランクインし、約5カ月間かけて撮影した。「やっと皆さまにお届けできる日が来た。登場前、ちょっと泣きそうになりました」と感慨深げだった。
もともと原作漫画のファンで「オファーをいただく前からずっと読んでいて、もし実写化するならアクアをやらせていただきたいなと思っていたら、本当にオファーをいただけた。光栄です」。原作のアクアを再現するべく、立ち方やせりふの言い回しを細かく確認したという。
共演の金子ノブアキ(43)から「冷静で状況判断が的確で、達観しているところがある。精神性がアクアに近い」と評されると、「おじさんくさいところがあるので、そういうところが達観しているのかな」と認めた。すると登壇者からも、続々と櫻井の「おじさんぽいところ」にまつわる証言が。
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要潤(43)は「休みの日に温泉行くからおっさんくさい」。齊藤と原菜乃華(21)からは「焼き鳥の話しかしない」と言われ、「あのちゃん」こと、あのにも「やっと話しかけてくれて2人で話した時もウイスキーの話。じじいじゃねえかよって思いました。焼き鳥とハイボールで、中身がおっさん。接しやすかったですね」と暴露された。茅島みずき(20)には「『みんなからおじさんって言われるんだよ』って、うれしそうに話す姿がかわいかった」と言われ、たじたじだった。
原作はこのほど完結し、ドラマと映画で物語のはじめからラストまでを描ききる。櫻井は「いち読者、ファンとして【推しの子】という作品に出会えたことを本当にうれしく思っています。最大限に向き合って、愛とリスペクトを持ってつくりあげたので、ぜひ皆さん、どちらも見ていただけるとうれしいです」と呼びかけた。
吉田鋼太郎(65)倉科カナ(36)スミス監督(49)松本花奈監督(26)も登壇した。
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