<関東大学ラグビー対抗戦:帝京大48−28明大>◇17日◇東京・秩父宮ラグビー場
明大が開幕6連勝を逃した。
前半からボールを保持しながら攻める帝京大の攻撃に苦しみ、3連続トライを献上。0−21の前半32分、BKの展開でWTB白井瑛人(1年=桐蔭学園)が最初のトライを挙げたが、前半で7−33と主導権を握られた。
後半は一進一退の攻防を繰り広げながらも、フランカー青木恵斗主将(4年=桐蔭学園)ら相手の突進に食い込まれ、逆転への兆しは見えなかった。神鳥裕之監督(50)は「気迫と勢いにやられた。今日は帝京大学さんが全て上回った」と振り返り、NO8木戸大士郎主将(4年=常翔学園)も「悔しいです。相手の土俵で戦って、後半自分たちのラグビーを持ってきても遅い。『(練習拠点の)八幡山でやってきたラグビーを出そう』と言ってきたけれど、出せなかった。まだシーズンは終わっていない。まだまだ成長できるチームと思うので、ここから成長したい」と力を込めた。
帝京大は3日の早大戦で17−48と大敗。前年度の全国大学選手権決勝で対戦した明大を退け、5勝1敗と持ち直した。対抗戦4連覇へ望みをつないだ。
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ともに残すは1試合。明大は12月1日に伝統の早大戦(東京・国立競技場)、帝京大は11月30日に筑波大戦(秩父宮)に臨む。
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