■『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』前日計量(17日・ポートメッセナゴヤ第1展示館)
全試合終了後に榊原信行CEOが総括会見を行い、記念すべき第10回の大みそか大会について展望を語るなかで、話題の格闘技イベント『BreakingDown』について言及した。
【試合写真】BreakingDownから参戦したとしぞうvs.JIN 今大会ではOPファイトにとしぞうが出場し、判定で敗れたものの注目を集めた。また、休憩で発表された大みそか大会の追加カードとして、貴賢神の対戦相手に同じくBreakingDown出身のエドポロキングが抜てきされ、ケージの中からファンにあいさつをした。
榊原CEOは「ブレイキングダウンのような注目を集めるイベントは、選手がスポットライトを浴びる重要な場であり、その過程がRIZINのようなステージにつながっていく」と説明。昨年の大みそか大会に出場した冨澤大智など、これまでのBreakingDownからRIZINにステップアップした選手がいるが、その流れは今後も続く可能性を示唆した。
また、「アマチュアでは強さが全てだが、プロでは観客を魅了する力が必要。RIZINは強さだけでなく、選手の人間性や人気も重要な要素」とし、BreakingDownを経た選手たちがその両面で成長していくことに期待を寄せた。
BreakingDownのCEOの朝倉未来ともコミュニケーションを取っていることを明かし、「選手の交流などBreakingDownを1つのキーにして、RIZINとしても受け入れる選手は間違いなくいるだろうと思います」と展望を述べた。