<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第5戦フィンランド大会>◇16日◇ヘルシンキ◇女子フリー
合計199・46点で、第2戦スケートカナダに次いで逆転で表彰台に上った松生理乃(中京大)は、一夜明けて「2戦とも表彰台に乗れるなんて。まだ実感が湧ききっていない」と想定以上の結果を喜んだ。
ショートプログラム(SP)4位から、フリー1位の134・38点で巻き返して2位。ステップシークエンスのレベル取りこぼしなど反省点はあるが「結果はうれしい」と笑った。
ファイナル進出は第6戦中国杯の結果を待つことになるが、すでに祝福のメッセージが殺到している。「まだ決まってなくて」と説明するたびにレベルの高さを実感し、すでに士気は高い。
今後は全日本選手権を照準に、2戦を通して得た自信を抑え「無欲」で力を磨く。「もったいないミスもあったので、練習を増やさないと」。約1カ月間を、自信を深める時間にする。
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