インド政府は17日、初となる長距離極超音速ミサイルの発射実験に成功したと発表しました。
インド国防省は声明で、東部オディシャ州沖の島で16日、長距離極超音速ミサイルの発射実験に成功したと発表しました。
国防省傘下のDRDO=国防研究開発機構が開発したもので、射程は1500キロ以上になり、各種弾頭を搭載できるように設計されているということです。
インドのシン国防相は「歴史的な偉業だ」としたうえで、「高度な軍事技術を持つ国の仲間入りを果たした」と成果を強調しました。
極超音速ミサイルは、低い高度を変則的な軌道で飛ぶため、レーダーでの探知や迎撃が難しいとされています。
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兵器の国産化に力を入れるインドとしては、極超音速ミサイルの開発で先行する中国に対抗する狙いもあるとみられます。