インフルエンザ患者報告数は5200人超、東京都は流行期に入る

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2024年11月18日 14:01  BCN+R

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インフルエンザ患者の報告数
 国立感染症研究所が11月15日に更新したインフルエンザの流行マップによると、2024年第45週(11月4〜10日)の患者報告数は5252人だった。前週(10月28日〜11月3日)が5127人だったので、約100人の増加だ。なお、定点当たりの報告数は1.06(前週は1.04)となった。

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インフルエンザ患者の報告数

(マップは国立感染症研究所のホームページから抜粋)

●27都道府県で前週よりも増加

 都道府県別での定点当たりの報告数は、沖縄県(7.38)、千葉県(2.06)、福岡県(1.96)、宮崎県(1.48)、神奈川県(1.41)、愛媛県(1.32)、山口県(1.31)、静岡県(1.28)、鹿児島県(1.28)、鳥取県(1.21)、熊本県(1.16)、東京都(1.12)の順。全国47都道府県中、27都道府県で前週の報告数よりも増加し、20都道府県で前週の報告数よりも減少した。

定点医療機関当たり患者報告数

(グラフは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)

都内流行マップ・保健所別

(マップは東京都感染症情報センターのホームページから抜粋)

 11月15日発行の「東京都インフルエンザ情報」では11月4〜10日の期間、インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数が468人(前週は386人)と前週よりも増加、定点当たり1.12(前週は0.92/定点)と1.00を上回ったことから、インフルエンザが流行期に入った。定点当たりの患者報告数は、31保健所管内で注意報レベル1.00を上回った。

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