農林水産省は11月15日、野生の毒きのこを誤って食べないよう公式X(@MAFF_JAPAN)で注意を呼び掛けた。投稿では、毒きのこをまとめた同省の公式Webサイトを紹介。2024年に死亡例があった毒きのこなどを解説している。
Webサイトでは、14〜23年に発生した毒きのこによる食中毒について、原因となったきのこの種類別の累計を示している。最も多くの患者を出したのはツキヨタケ(343人)で、患者全体の54%を占める。次いで多いのがクサウラベニタケ(102人)で、原因不明(40人)を挟み、カキシメジ(30人)と続く。
それぞれの毒きのこについて、似ている食用のきのことの比較画像も紹介している。他にも、23、24年と続けて誤食による死亡例があるドクツルタケや、触るだけでも炎症が起きる可能性のあるカエンタケなども画像とともに紹介している。
農水省は「毒きのこと食用きのこの見分け方は容易ではない」と指摘する。23年には、東京都内で毒キノコによる食中毒が発生。患者はその判断にインターネットの画像検索機能を利用したという事例も存在した。このような背景も踏まえ、農水省は「食べられるかどうか分からない野生のきのこは、採らない、食べない、売らない、人にあげないようにしてほしい」と訴えている。
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