1尾5000円もするサンマを使って「サンマ定食」を作る動画が、YouTubeチャンネル「きまぐれクックKimagure Cook」に投稿されました。動画は記事執筆時点で98万回以上再生され、1万件を超える高評価を獲得しています。
投稿したのは、さまざまな海産物を自己流で料理する様子を動画で公開しているYouTubeチャンネル「きまぐれクック」のかねこさん。かねこさんは以前、朝市で格安で仕入れた魚を使って高級料理を作る様子が話題となりました。今回は、秋の味覚「サンマ」を調理します。
かねこさんが仕入れたサンマは2種類。箱には「16」と「11」の数字が書いてあります。実はこの数字がサンマの大きさを表すもの。2キロ(または4キロ)の箱に何尾入っているかのことなので、数が少ないほど大きく、数が多いほど小さなサンマということになります。
さて、今回買った「11」のサンマ、お値段は6万円! つまり、1尾5000円以上します!! かねこさんは、それだけ価値のある幻のサンマなのだと言います。11のサンマがどれほどレアかというと、前日水揚げされたサンマ約500トンのうち、たった4キロしか出なかったのだとか……。ちなみに、16入りのサンマは1尾280円で購入しました。
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いざまな板の上に16入りと11入りを並べてみると、確かに大きさと体高が全然違います。11のサンマでお店でサンマ定食を作ったら1万円くらいの価格にしないと割が合いません。そこで、かねこさんが自宅で幻のサンマ定食を作ろうということに。メニューはサンマの塩焼き、つみれ汁、お刺身。5000円のサンマは塩焼きに、280円のサンマはつみれとお刺身にします。
サンマを焼いたことがある人は分かると思いますが、生サンマは高確率で皮が網にくっつきますよね。ネットには「網にレモンを塗るといい」「酢を塗るとクエン酸でくっつきません」「油を塗るといいよ」などの情報が出ていますが、かねこさんいわく「それでもくっつきます」とのこと。
そこで、かねこさんが編み出した“高確率でくっつかずに焼ける方法”も紹介。その方法とは「表面を乾かす」ことでした。まずは塩をふり、バットにペーパーを敷いてそこにサンマを立てておきます。この状態でラップをかけずに冷蔵庫で1〜3時間冷風に当て続けると、うまく表面が乾き、焼いてもくっつきにくくなるそうですよ!
その間につみれ汁とお刺身を作ります。まずは、サンマのさばき方を披露してくれるかねこさん。内臓を抜く壺抜き、開き、大名おろし、手開き……いろいろなさばき方があるんですね!
ざく切りにした身をすり鉢に入れてつみれを作り、つみれ汁に。それから、ざくざくと細切りにした身にネギと生姜をのせてお刺身が完成しました。
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最後の塩焼きは、乾かしておいたサンマをよく熱して油を引いた網に乗せ、ひっくり返してみると……? くっつきません、大成功です。大きすぎるサンマをじっくり焼きあげたら、サンマ定食の完成です。
動画には「秋刀魚の上手な焼き方勉強になりました!いつもボロボロの秋刀魚になってたから試してみます!」「焼いたサンマ、お皿に盛り付けてもジュージューと音が聞こえて美味しそうでした さばき方も勉強になります」「お願いしますお店を開けてください!!!もう5年間ぐらいずっと見てます!!Love from America」「美味そうすぎる」といった声の他に、「70円で肥えた秋刀魚が食えてたあの頃に戻りてぇよ…」「多分子供の頃は良いサンマが安く売ってたんだろうけどそのありがたさが分かるのって大人になってからなんよな」「こんないい秋刀魚が安価で食べれる様になる日が来ることを毎日祈ってます」など庶民のごちそうだったサンマの価格アップをなげくコメントも寄せられています。
かねこさんが海産物を使っていろいろな料理にチャレンジする様子は、YouTubeチャンネル「きまぐれクックKimagure Cook」で公開しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「きまぐれクックKimagure Cook」さん
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