ロシアがウクライナへの軍事侵攻を始めて19日で1000日と長期化する中、ゼレンスキー大統領はロシア軍が攻勢を強める東部ドネツク州と北東部ハルキウ州の要衝を相次いで視察しました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「指揮官からドネツク州とハルキウ州の治安と社会情勢を含んだ報告書を受け取った。我々は陣地を守っている!戦士たちに感謝する!」
ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、SNSに動画を掲載し、北東部ハルキウ州の要衝クピャンスクを訪問したと明らかにしました。
ロイター通信によりますと、クピャンスクではロシア軍との衝突が繰り返し起きていて、ゼレンスキー氏はその報告を受けたということです。
また、これに先立ち、ゼレンスキー氏は東部ドネツク州の要衝ポクロウシクも訪問。ゼレンスキー氏は部隊を激励し、要塞や地雷防壁など防御設備の建設地を視察しました。
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アメリカの戦争研究所によれば、ウクライナが輸送拠点とするポクロウシクではロシア軍が攻勢を強めているということです。