日本代表は19日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選の第6節で中国代表と対戦し、3−1で勝利した。試合後、日本代表を率いる森保一監督がフラッシュインタビューに登場した。
試合は立ち上がりからメンバーを入れ替えた影響もあってか、ビルドアップで中央を使う回数が限られており、なかなか狙ったような形で攻撃に転じることができない。それでも、39分にセットプレーからFW小川航基(NEC/オランダ)のゴールで先制すると、前半アディショナルタイムにはまたもセットプレーからDF板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)が追加点。後半立ち上がりには1点を返されたが、54分に小川がヘディングで自身この日2点目を挙げ、試合はこのままタイムアップ。難しい試合だったことは間違いないが、3−1で勝利を掴んだ。
試合後、森保監督は「ピッチに立っている選手、ベンチにいる選手、残念ながらベンチに入れなかった選手、スタッフ陣も含めて、チーム全員が自分にできることをしっかりと準備してくれました。みんなのエネルギーで勝てたと思います」と、日本代表として活動する1人1人の意識が、難しい試合の勝敗を分けたと主張した。
前節のインドネシア代表戦(○4−0)と比較して、スターティングメンバーを4名入れ替えた理由については、次のように説明している。
「1試合1試合、非常にインテンシティの高い試合になりますし、インドネシアでは気候的にも相当苦しいなかでの戦いでした。フレッシュで良い選手が揃っていますし、チームの総合力で勝っていくために、メンバーを入れ替えて戦いました」
また、『DAZN』を通して声援を届けたファン・サポーターに向けては、「本当に御礼を伝えたいです。皆さんの応援が本当に我々の力になりましたし、DAZNを通して応援をしてくださった方々に感謝を申し上げます」とコメント。完全アウェイの『厦門白鷺体育場』に駆け付けたファン・サポーターに対しても「このスタジアムで超がつくほどアウェイのなか、一緒に戦ってくれたおかげで勝つことできました。これからも共闘をお願いいたします」と呼びかけた。
次戦は2025年3月20日(木・祝)19時35分〜、ホームでバーレーン代表と対戦する。
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