サイバー、「お待たせしない薬局づくり」を支援 薬局に遠隔接客ロボ

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2024年11月20日 10:31  ITmedia ビジネスオンライン

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サイバー、遠隔接客ロボで「薬局」を支援

 サイバーエージェント(東京都渋谷区)の連結子会社で医療AIカンパニーのMG-DX (東京都渋谷区)は、ドラッグストア・調剤薬局向けに遠隔接客サービスの開発・提供を行う「遠隔接客事業部」を新設する。


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 遠隔接客事業部では、人間同等の接客対話を実現する技術の研究・開発を進めるサイバーエージェントのAI研究組織「AI Lab」とともに、自律型対話エージェントと有人遠隔接客を組み合わせた「お待たせしない薬局づくり」を支援。


 これにより、ドラッグストア・調剤薬局は新たに採用などのコストをかけずに、薬剤師の人員不足、地域ごとの業務量の偏在、カスタマーハラスメントなどの課題を解消することが可能になるという。


●主な支援業務は「受付業務」と「服薬指導」


 遠隔接客事業部の主な支援業務は「受付業務」と「服薬指導」の2つ。


 受付業務では、ロボット・CGアバターなどの自律型対話エージェントが、マイナ保険証や選定療養などに関する説明や、初歩的な質問への対応を実施。AIが対応できない場合は遠隔スタッフ対応に切り替えることで、円滑な受付業務を実現する。


 服薬指導では、対話エージェント・店舗スタッフ・遠隔スタッフ間を円滑かつ効率的に連携可能なシステムにより、複数店舗を横断して薬剤師が活躍できる業務環境を構築する。


 MG-DXは「今後も、サイバーエージェントグループが培ってきたノウハウを生かすことで、ドラッグストア・調剤薬局のDX推進を支援するとともに、AI活用によって薬剤師を始めとしたプロフェッショナルの専門知識とスキルを最大限に生かせる機会および活躍の場の拡大に貢献していく」とコメントしている。



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