マンチェスター・シティがジョゼップ・グアルディオラ監督との契約延長に迫っているようだ。19日、『BBC』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。
現在53歳のグアルディオラ監督は、自身が現役時代にプレーしたバルセロナで“黄金期”を築き、2013年夏から率いたバイエルンでも数多くのタイトルを獲得。欧州屈指の名将として名を馳せると、2016年夏にマンチェスター・シティの指揮官に就任した。初年度こそ無冠に終わったものの、その後は圧倒的な強さを誇り、ここまで前人未到のプレミアリーグ4連覇を含む合計18個ものタイトルを獲得。2022−23シーズンにはクラブ史上初のCL制覇を成し遂げた。
マンチェスター・シティとグアルディオラ監督との現行契約は2025年6月末で満了に。契約最終年に突入したなか、ブラジル代表監督就任の可能性が取り沙汰されるなど、去就には大きな注目が集まっている。
しかし、今回の報道によると、グアルディオラ監督は2026年6月末までの新契約締結に合意し、来シーズンも引き続き指揮を執ることが濃厚になったという。また、新契約には1年間の契約延長オプションも付随する見込みとのこと。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、マンチェスター・シティはかねてからグアルディオラ監督の留任に自信をのぞかせており、今シーズン終了後の退任の可能性については検討していなかったようだ。
グアルディオラ監督との契約延長は近日中にも正式発表される見通しとのこと。これが実現すれば、グアルディオラ監督はマンチェスター・シティでの10シーズン目を迎えることとなる。