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SNSなどで知り合った10代の女性7人を盗撮したなどとして、北海道警は20日、釧路方面本部の警察署に勤務する20代の男性巡査を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造)と性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで釧路地検に書類送検し、停職1カ月の懲戒処分とした。巡査は21日付で依願退職する。
道警監察官室によると、巡査は2022年5〜10月、自宅などで18歳未満と知りながら10代後半の少女の性的な映像を撮影したり、相手にわいせつな動画を送らせたりした。23年9月〜24年7月は、ホテルや飲食店などで10代後半の女性6人の性的な姿を盗撮した。
勤務する警察署に、巡査に関する別件の苦情が入り、道警が調査する過程で発覚した。「被害者に不快な思いをさせて申し訳ない」と話しているという。
また、道警は、スピード違反の取り締まり日時などを住民に漏らしたとして、旭川方面本部の駐在所に勤務する40代の男性警部補を地方公務員法(守秘義務)違反容疑で旭川地検に書類送検し、減給100分の1(1カ月)の懲戒処分にした。
警部補は21日付で依願退職。「誰にでも良い顔をしてしまう性格に由来している。住民と関係性を築きたかった」と話している。【伊藤遥】
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