ジャパンCの熱戦冷めやらぬ京都最終12Rで開催される一戦。サマースプリントシリーズから続いたスプリント重賞路線がスプリンターズSで一段落し、それ以来初めての古馬1200m重賞ということで、翌年に向けた短距離路線の出発点とも考えられるレースだ。
1.差し追い込みが決まる
タフな馬場状態になることで、差し追い込み馬の台頭が増える。昨年はエイシンスポッターが4角15番手から追い込んで3着、18年は12番人気のナインテイルズが4角15番手から追い込んで2着、17年は14番人気のイッテツが4角12番手から追い込んで3着など伏兵の台頭もしばしば。
2.やや軽めの馬体重の馬が好走傾向
過去10回で、馬体重440-459kgの馬が[4-1-0-22]で勝率14.8%、460-479kgの馬が[4-3-2-44]で勝率7.5%。2着や3着についてはそれ以上大きくても大差はないが、1着まで突き抜ける馬については程よい馬格が理想。
3.前走同距離が安定
過去10回で前走距離について調べると、同距離がもっとも成績が良く[8-5-10-95]で複勝率19.5%。特に良い数字ではないが、複勝回収率でも94%あるように、ここから入るのがベターだろう。
モズメイメイは前走のスプリンターズSでは結果が出なかったが、そこまでは3着→1着→3着と安定。ひところ崩れていたが、完全に立ち直っている。ここは好走傾向にあって、重賞4勝目を期待したい。