マンCの「ロドリ代役探し」が再燃？　現地メディア「コヴァチッチが代わりを務めたが…」

　マンチェスター・シティが、負傷により長期離脱を強いられているスペイン代表MFロドリの代役を獲得する可能性が再び高まっている。現地時間11月21日、イギリスメディア『BBC』が報じた。

　ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるチームにおいて中盤の“心臓”として絶大な影響力を誇ってきたロドリは、現地時間9月22日に行われたプレミアリーグ第5節のアーセナル戦（△ 2−2）で負傷。右ひざ前十字靭帯および半月板を損傷し、今季中の復帰が絶望視されている。

　これまでにも、マンチェスター・Cがロドリの代役を獲得する可能性は各メディアで報じられてきた。だが、『BBC』は「マテオ・コヴァチッチが代役となったものの、時折苦戦。ペップ・グアルディオラのチームは相手のカウンター攻撃に対して無防備な状態となった」と指摘し、クラブが再びロドリに替わる選手の獲得を画策する可能性を示唆した。

　同メディアが名前を挙げたロドリの代役候補は、スペイン代表MFマルティン・スビメンディ（レアル・ソシエダ／スペイン）、ブラジル代表MFエデルソン（アタランタ／イタリア）、イタリア代表MFサムエレ・リッチ（トリノ／イタリア）、トルコ代表MFハカン・チャルハノール（インテル／イタリア）、オランダ代表MFタイアニ・ラインデルス（ミラン／イタリア）、イングランド代表MFアダム・ウォートン（クリスタル・パレス）、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング（バルセロナ／スペイン）、ドイツ代表MFレオン・ゴレツカ（バイエルン／ドイツ）、イタリア代表MFニコロ・バレッラ（インテル／イタリア）ら9名だ。

『BBC』は「選択肢の中から本当に傑出した選手を見つけるのは難しい。世界最高の選手であるロドリと比較するとなれば、尚のこと選定は難しくなる」と、2024年のバロンドールに輝いたロドリの代役探しは相当にハードルが高いことを強調。パス精度だけでなく、中盤の底で相手の攻撃を寸断するための能力も求められる点を指摘した。