ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12
● 米国 2 − 8 台湾 ○
<11月22日 東京ドーム>
第3回プレミア12のスーパーラウンド(SR)第2戦が東京ドームで行われ、米国に勝利した台湾は同ラウンドの対戦成績を1勝1敗とし、大会初優勝に望みをつないだ。
台湾打線は初回から好機を生かせない展開が続いたものの、両チーム無得点のまま迎えた4回、一死から8番リン・ジャーチェン、9番ジャン・ジェンユ、1番チェン・チェンウェイの3連続長打で2点を先取。2−1で迎えた5回は、5番のパン・ジェカイが今大会初アーチを右中間席へ運び3点目を奪った。
再び1点差に迫られ迎えた7回は、先頭からの連打と四球で無死満塁とし、7番ジャン・クンユーが走者一掃の中越え適時三塁打を放ち6−2。その後もリン・ジャーチェンの右前適時打などで2点を加え、一挙5点のビッグイニングとした。
投手陣は元オリックスのジャン・イー(NPB時代の登録名は張 奕)、元ロッテのチェン・グァンユウが無失点リリーフを見せるなど、8投手による小刻みな継投で米国打線の反撃を2点に抑え込んだ。
対する米国は、2−3で迎えた7回表、5番手として登板した元DeNAのスペンサー・パットンが大誤算。無死満塁から2本の適時打を浴びるなど一死も奪えぬまま降板し、被安打5、与四球1の内容で計5失点(自責点4)となった。
米国は1−9で敗れた21日の侍ジャパン戦に続き、2試合連続の大敗。スーパーラウンドは計17失点で2連敗となり、決勝進出は絶望的となった。