東京ディズニーリゾートに新たな学割プランが登場!チケット代は1000円以上お得になります。
ディズニーが“新学割プラン”発表加藤シルビアキャスター:
2023年10月に改定された東京ディズニーリゾートのチケット価格。▼1デーパスポート:大人7900円〜1万900円(変動価格制)と“1万円の壁”を越えニュースにもなりました。そんな中で21日に予約が開始されたのが、「カレッジパスポート」です。
【カレッジパスポート】
▼価格:7000円〜9000円(変動価格制)
▼期間:2025年1月21日〜3月14日
▼対象:大学生・大学院生・短大生・専門学校生
このカレッジパスポート、期間内は1000円以上パークチケットがお得になります。
東京ディズニーランドは40年を超える歴史の中で、料金設定は様々変わってきた歴史があります。
【入園券+アトラクション券】※2001年統一
開園当初〜:3700円
アトラクションが割り振られているA〜Eのチケット各券2枚ずつ。
【ワンデーパスポート】
開園当初〜:3900円
2004年〜:5500円
2014年〜:6400円
2019年〜:7500円
【年間パスポート】※2020年販売停止
1988年販売開始時:2万5000円
【アフター6パスポート】※2022年廃止
1997年販売開始時:2800円(午後6時〜10時)
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この値上げ事情について、ディズニー研究家の吉田よしかさんは「新エリアオープンのときに値上げされやすい。チケットが1万円を超えると、食事代やお土産代などを家族4人で10万円近くになることも。子ども連れが一気に減ってきました」と話します。
データを見ていくと、2016年の年代別来園者は40歳以上が20.7%と約5人に1人でしたが、2023年は33.2%と約3人に1人に増加しています。
一方で、18歳〜39歳の来園者は2016年は50.1%でしたが、2023年には41%と減少しており、子ども連れが減ってきている印象です。
また吉田さん曰く、「比較的お金に余裕のあるインバウンド客をターゲットにしているのではないか」という分析もありました。
変わってきているのは料金設定だけではありません。
ひと昔前は、開園後ダッシュでアトラクションへ向かい、大行列は当たり前でした。SNSでは「アトラクション1個に3時間半並んだ。並ぶだけでめっちゃ疲れた」「『ファストパス』が取れないと、大物アトラクションは乗れなかった」という声もありました。
「ファストパス」を求めて並ぶこともありましたが、今は様変わりしています。
現在は入園して“即スマホ”です。スマホアプリで▼プライオリティパス:無料の優先搭乗予約を取得します。また、「ディズニープレミアアクセス」という人気アトラクションやパレードなどを1500円〜2500円の価格で有料予約することができるものもあります。
しかしこの方法について、SNSでは各世代で悩みの声も聞かれます。
友達同士の場合:「お金使うなら…」と優先したい乗り物の探り合い
ママ友同士の場合:家庭によって使えるお金の差
祖父母と孫さんの場合:スムーズにアプリ使い予約できない
このような悩みもあるようです。
歴史・時代小説家 永井紗耶さん:
昔は詳しい人が1人いれば、「こっち回りに行くと早くあそこに行けて、早く並べるよ」ぐらいの知識で良かったですが、お金とアプリ両方使えないといけない。難しいですね。
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加藤シルビアキャスター:
今のディズニーリゾートのおすすめの楽しみ方を吉田さんに聞きました。
(1)可能な限り早く入園
アプリで取得できるプライオリティパスは2時間おきにしか取れません。なのでなるべく早くこれを取得しておいた方が良い。
(2)食事はモバイルオーダー
レジに並ぶ必要がなく、待ち時間なしで食事ができます。
(3)お土産は家でも買える
現在はアプリで家でもお土産を購入することが可能です。お土産の荷物を減らすことができます。
そして比較的混雑していない日も聞きました。まずは「お正月明け」。学生は新学期や入試があり、混雑しずらい。さらに、月・火・水の週の前半も社会人が休みにくく狙い目だそうです。
日比麻音子キャスター:
子どもの頃に親に連れて行ってもらったり、学生のときに何とかお金を工面して行ったりしたディズニーは覚えてるものなのですよね。カレッジパスポートなどを使い、学生さんに楽しんでもらえたら、なんて勝手に思います。
永井紗耶さん:
海外旅行に行くぐらい異世界を味わえると考えると安上がりなのかな、と思いますが難しいところですね。
山内あゆキャスター:
ツアーコンダクターのように、ずっとアプリでいろんなことを先んじてやらなければいけないので、正直少し疲れてしまいました。
日比キャスター:
これから何世代にもわたって楽しい場所ですから、いろんな工夫が出てくるんでしょうか。
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<プロフィール>
永井紗耶子さん
「木挽町のあだ討ち」で第169回直木賞受賞
歴史・時代小説家 過去に新聞記者の経験も
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