テキスタイルの「ガレージショップ」が開催、全国の産地に眠るユニークな開発反やデッドストック生地を展開

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2024年11月23日 15:11  Fashionsnap.com

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 宮浦晋哉が代表を務める糸編が、テキスタイルのガレージショップ第2弾を同社が展開するキュレーションストア「糸編商店」で開催する。期間は11月29日から12月1日まで。

 糸編は、全国の繊維産地で生まれる開発反やデッドストックのテキスタイルを中心に買い集め、不定期にポップアップを開催するプロジェクトを2020年に始動。産地では職人の試行錯誤によって日々新しいテキスタイルが誕生しているものの、実際に世に出るのはごく一部で、プロトタイプを含めた多くのユニークで魅力的なテキスタイルが倉庫に眠っている状況に宮浦が着目したことを機にスタートした。
 2020年に南青山のスパイラルで初開催したポップアップでは、産地の生地を用いた一点物のエコバッグ100点が即完売するなど、デザイナーや服飾学生たちから大きな反響を呼び、プロジェクトの需要を再確認。その後も全国の繊維産地からの買い付けと不定期でのポップアップ開催を続けた後、2024年6月に初の実店舗として「糸編商店」を台東区・鳥越に開設した。通常は取り引きのあるアパレルメーカーやデザイナーのみに開放しているものの、2024年11月から「ガレージショップ」として不定期での一般開放もスタートした。
 一般向けガレージショップ第2弾となる今回は、セルビッチデニムのデッドストックや、再生コットンのデニム、コーデュロイ、コットンブロード、リネンなど、天然繊維を中心に約250種類のテキスタイルを用意。山形のシルクや、静岡・遠州のチェックやストライプ柄、愛知・尾州のウールのテキスタイルなどを揃えている。
 代表の宮浦氏は「糸編としては量産を前提とした国内外のブランドと伴走することが多いものの、産地の色のあるテキスタイルをたくさんの方に見て触れてほしいと思い、このようなプロジェクトを行っています。産地で生まれたアイデアが、1つでも多く世に出る筋道になったら嬉しいです」とコメントしている。

■糸編商店 ガレージショップ 第2弾日時:2024年11月29日(金)〜12月1日(日)11:00〜17:00場所:糸編商店所在地:東京都台東区鳥越2-2-7 2F ■糸編商店:公式インスタグラム

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