そもそも、小さい子にぶつかって大事故になって、困るのはあの小学生たちのほうなのです。
私は彼らのことを思って忠告しただけなのに……それなのに、何? あの捨て台詞は!
私のこのモヤモヤはなかなかおさまらず、ママ友たちにこの公園での出来事を話したのです。
ママ友のミクさんは、私の意見をわかってくれました。
「ユウコさん、すごい勇気ある!」
ミクさんも、公園で何度か危ない目にあっており、学校に連絡しようと思ったそうなのです。
|
|
私の子どももミクさんの子どもも小学生たちに何かされたということではありません。
ただ、もっとしっかり教育してくれるように学校に言いたいと思ったのです。
つまりは「公園は公共の場なのだから、走るときは周りを見なさい」と注意してってこと。
全力疾走の小学生なんて、危険以外の何ものでもないのですから。
私たちが小学生のことで盛り上がっていると、神妙な顔をしたシホさんが一言……。
|
|
私はあのときの小学生の言葉を忘れることができませんでした。
公共の場である公園の使い方について話しただけだったのに、なんであんなことを言われないといけないのでしょうか。
腹立ちが収まらない私は、ママ友とのランチのときにその話をしてみました。
するとミクさんも私と同じ考えだったのです!
しかしもう一人のママ友シホさんは、なんだか終始気まずそうな表情。
小学生の子をもつシホさんなりに、私たちの言葉に何か思うところがあるのかもしれません。
|
|
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・善哉あん 編集・石井弥沙