子どもに服の前と後を理解してもらうために工夫して作った絵本がX(Twitter)に投稿されました。「発想が天才」と反響を呼び、記事執筆時点で512万件以上表示され、3万4000件を超える“いいね”を集めています。
投稿者は、育児絵日記や動物イラストを描いているイラストレーターの「志士ノ まる」さん。今回は、「自閉症息子、服を着るのは出来るんだけど前後ろが理解できてなく……意識してもらうために作った新作絵本です」として、自作の絵本を動画で紹介しています。
絵本のタイトルは『どっち が まえ?』。お出かけするために男の子が着替える内容で、各見開きにはヒモがつながった服のパーツがあるので、その裏表を考えて体の上に置いていきます。
パンツ、下着のシャツ、ズボン、トレーナー、セーターと順に着ていき、さらに靴下と手袋、靴も装着。正しく服を着た男の子は最後にお出かけします。楽しみながら服の前後を覚えられる工夫がすごい……!
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別投稿によると、風呂上がりの息子に「パンツどっちがまえ?」と聞いたところ、ニヤニヤしながら「こっち!!」と言ってはいてくれたそうです。
愛情とアイデアが詰まった絵本にリプライでは、「すごい! 発想が天才です!!」「愛に溢れていて泣けました」「これ売れると思うのだけど!」「これ絵本として出版した方がいいレベルで必要としてる親たくさんいると思います」「素晴らしい絵本です。靴下が本人視点になっていて感動しました」「遊び感覚で身につける物の前後左右を覚えていけるなんて、楽しいですね」という反応が寄せられています。
志士ノ まるさんは、Xの他にInstagramでも育児やお仕事の情報を発信しています。
画像提供:志士ノ まる★書籍発売!(@shishishishimr)さん
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