フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦(第6戦)中国杯で2位となった女子の千葉百音(19=木下アカデミー)が、“健康第一”で初出場となるファイナル(12月5〜8日、フランス・グルノーブル)へ挑む。
フリーから一夜明けた24日、重慶の会場で取材対応。今月上旬のNHK杯に続き、2戦連続で合計210点超えを達成し「ジャンプの流れは全て良い感じ」と手応えを示した。
振付師のローリー・ニコル氏からも「ステップシークエンスや演技全体が良くなっている」とフィードバックを受け、「細かいところを、もう少し質の良いものにできるように意識したい」と見据えた。
GPファイナルまでの調整期間は約1週間。昨季の4大陸選手権で帰国後に体調不良に見舞われた反省を踏まえ「短期間でしっかり集中してコンディションを保って、上げていく気持ちで練習できたら。健康な状態で練習に戻れることを第1関門にして、ステイヘルシーでいきたい」と見通した。
この日はエキシビションにも出演。「ラヴェンダーの咲く庭で」に合わせて薄紫色の衣装で登場し、ダブルアクセル(2回転半)やスピンなどで会場を魅了した。
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