前回からの続き。私はコノミ。フウタと結婚して、息子のミナトが生まれました。しかしミナトが4歳になったころ、ひょんなことからフウタの不倫に気付いてしまいました。不倫相手のユリを大切な車に乗せていたフウタ。それどころか「家に行ってみたい」なんてのたまうユリを、フウタは止める素振りもありませんでした。これはもはや私だけの手には負えません。両親や義両親に協力してもらい、フウタとユリはようやく観念したようです。
親たちの目もあるためか、2人はしぶしぶ私と話をすることにしたようです。義母は先ほどからずっと泣いていますし、私の父にいたっては今にも飛びかかりそうな表情でフウタとユリの2人を睨んでいます。
義母からの言葉が飛んできて、フウタは慌てて口を閉じました。義母は義父に支えられてはいますが、今にも膝から崩れそうなほどに泣いています。
「外で悪さをするだけならまだしも、家族のプライベートな空間にまで招き入れるなんて……。私だけでなくミナトのことまで踏みにじられている気分になったよ」そう私が話すと、フウタはようやくハッとした顔になりました。
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罠にかかったフウタとユリ。両親や義両親が一緒にいてくれたため、私は2人ときちんと話すことができました。しかしその話し合いの場でも誤魔化そうとしたフウタには、心底ガッカリしました。
スマホを見せるように言ったことでやっと大人しくなり、私は「不倫相手を家に招いたこと」「車に乗せたこと」の2つがとくにショックだったと話しました。
フウタはようやく理解してくれましたが、時すでに遅し。私たちは離婚することになりました。これからはミナトと2人で幸せになりたいです。
【第6話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・吉田ぱんだ 編集・みやび
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