みなさんは自分の葬儀のために「貯金」をしていますか。株式会社NEXER(東京都豊島区)と株式会社メモリード(東京都千代⽥区)が共同で実施した「終活における貯金」に関する調査によると、約4人に3人が「自分の葬儀のために貯金している」と回答したことがわかりました。では、貯金していることを家族に話している人はどのくらいいるのでしょうか。
調査は、現在終活をしている全国の男女219人を対象として、2024年10月にインターネットで実施されました。
その結果、現在終活をしている人の約4人に3人が「自分の葬儀のために貯金している」(73.5%)と回答しました。
そこで、「貯金している」と回答した161人に、「葬儀の費用はだいたいどのくらいかかると思っていますか」と尋ねたところ、「50〜100万円未満」(24.8%)、「100〜150万円未満」(22.4%)、「30万円未満」(16.8%)などが上位となり、100万円以上を想定している人は半数以下となりました。
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また、「自分の葬儀のために貯金していることを家族に話していますか」という質問に対しては、「話している」は55.9%、「話していない」は44.1%という結果になりました。それぞれの回答についてのコメントは以下の通りです。
【葬儀のために貯金していることを家族に話している理由】
▽安心して欲しいから(40代男性)
▽相談し合いたいから(40代男性)
▽何かあったら、ここから使うようにと知っておいてもらうため(40代女性)
▽いざという時に役立つので(40代男性)
▽いつ来るか分からない事態の意向を伝えておくのは非常に大切だと思う(30代女性)
▽自分が亡くなった後預金口座が一時的に凍結(最近は規制が緩和されたが)される等、想定していない事態に備えてるように家族にはきちんと相談している(50代男性)
【葬儀のために貯金していることを家族に話していない理由】
▽遺書に書いておけばよいかなと思うから(30代男性)
▽話す機会がないから(30代男性)
▽お金あると思って使っちゃいそう(40代男性)
▽最後に残しておくのが粋だと思うので(50代女性)
▽まだまだ先の話だから(50代男性)
▽死ぬ時の事を話すと嫌がるから(50代女性)
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【出典】
▽株式会社メモリード
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