バルセロナは26日、チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第5節でスタッド・ブレストとの対戦を控えている。同試合を前に、現地メディア『ムンド・デポルティーボ』がバルセロナが抱える負傷者の状況を伝えた。
現在、バルセロナは少なくない負傷者を抱えているものの、長期離脱となっているドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン、U−17スペイン代表MFマルク・ベルナルに加えて、今月11日に右足首のグレード1の損傷が確認されたスペイン代表FWラミン・ヤマル、14日に右大腿二頭筋の損傷が報告されたスペイン人FWアンス・ファティは、依然として離脱が続くという。
また、23日に敵地で行われたラ・リーガ第14節セルタ戦(△2−2)の遠征には帯同しながら、腰の痛みによってピッチに立つことはなかったスペイン人DFアレハンドロ・バルデについても、スタッド・ブレスト戦の欠場は難しそう。ハンジ・フリック監督は前日会見において、バルデの同試合欠場を明言している。
一方で、スペイン代表FWフェラン・トーレスと同DFエリック・ガルシアについては、復帰が目前に迫っているという。バルセロナはフェランについて、24日のトレーニングでグループセッションの一部をこなしたことを報告しており、復帰に向けたプロセスの最終段階に達していることが明かされている。『ムンド・デポルティーボ』によると、エリックも同様に25日のトレーニングを完了させており、復帰は近いとのこと。両選手がスタッド・ブレスト戦のメンバーに入るかどうかは不透明だが、復帰まで“秒読み”の段階に至っていることは間違いなさそうだ。
加えて、今夏に開催されたコパ・アメリカ2024で右ハムストリングを負傷し、手術に踏み切っていたウルグアイ代表DFロナルド・アラウホも、復帰に向けて順調に歩を進めている模様だ。『ムンド・デポルティーボ』によると、アラウホは24日にセルタ戦でメンバーから外れた選手たちとのトレーニングに参加したあと、25日には全員でのグループセッションにも合流していたとのこと。負傷の影響で今季はバルセロナで公式戦のピッチに立てていないが、もしかすると年内にピッチに戻ってくることができるかもしれない。
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