東芝は11月25日、100%子会社で、素材事業を手掛ける東芝マテリアルの全株式を、日本特殊陶業に1500億円で譲渡すると発表した。2025年5月30日の譲渡完了を目指す。
東芝マテリアルは、電気自動車のベアリングボールに使われる窒化ケイ素ボールで高いシェアを持ち、パワー半導体などに使われる窒化ケイ素セラミック基板なども手掛ける。
日本特殊陶業は内燃機関事業を主力に、セラミック素材など非内燃機関事業の拡大を図っている。東芝マテの買収で、非内燃機関事業をさらに強化する狙いだ。
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