「お騒がせ男」水泳・瀬戸大也に突き付けられた妻・馬淵優佳からの三行半

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2024年11月26日 17:01  日刊サイゾー

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日刊サイゾー

今週の注目記事・1「金メダルスイマー瀬戸大地マザコン離婚」(『週刊文春』11/28日号)
同・2「独走第2弾 玉木雄一郎 無情すぎた不倫の後始末 元グラドルの夢は、はかなく散った」(『FLASH』12/3日号)
同・3「自動車『安全性能実験』全52車種ランキング実名調査」(『週刊ポスト』12/6・13日号)
同・4「百合子さま薨去 信子さま異例の独立も? どうなる三笠宮家」(『週刊文春』11/28日号)「101歳『百合子妃』薨去で三笠宮家に浮上する難問」(『週刊新潮』11/28日号)
同・5「闇バイト凶悪エントリーシートを公開する」(『週刊文春』11/28日号)
同・6「公文書に記載 石破首相の『重大ストレス』」(『週刊文春』11/28日号)
同・7「セブン&アイ創業家VS.カナダ企業“買収合戦”の深層」(『週刊文春』11/28日号)
同・8「『ロシア・アルミ王』の〈インバウンド〉金満滞在記」(『週刊現代』11/30日号)
同・9「オーストラリアで16歳未満『SNS禁止』へ 恐ろし過ぎる現地報告」(『週刊新潮』11/28日号)
同・10「児童ポルノ動画で逮捕 不敵な笑みを浮かべた元大学教授は自民党代議士の義弟だった」(『週刊新潮』11/28日号)
同・11「6千億円創業者が3冠調教師に酒ぶっかけ&土下座強要」(『週刊文春』11/28日号)
同・12「斎藤元彦知事を待ち受ける独りぼっちの執務室」(『週刊文春』11/28日号)
同・13「離婚から1年 羽生結弦の元妻『末延麻裕子さん』が明かした“今の心境”」(『週刊新潮』11/28日号)
同・14「典範改正の国連勧告とメディア報道の貧困」(『週刊サンデー毎日』12/1日号)
【巻末付録】現代とポスト、SEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 ABCの2024年1月から6月期のランキングが発表された。

「今井照容責任編集【文徒】2024年(令和6年)11月20日」から紹介してみよう。

【ABC公査部数】2024年1月〜6月期ランキング
順位 誌名 当期部数 前期比(%) 前年同期比(%)
1 ハルメク 474,159 107.03 102.03
2 家の光 325,269 89.37 90.67
3 週刊文春 190,676 91.66 91.49
4 月刊ザテレビジョン 154,538 92.58 89.89
5 文藝春秋 151,259 99.46 91.23
6 女性セブン 130,526 93.66 89.30
7 日経ビジネス 124,085 87.86 81.76
8 致知 123,783 101.23 101.27
9 女性自身 116,105 89.73 88.90
10 レタスクラブ 108,100 71.11 91.36
11 週刊新潮 105,634 91.97 86.03
12 週刊ポスト 103,995 91.01 88.25
13 ESSE 100,671 73.96 83.14
14 週刊現代 100,553 87.15 79.89
15 プレジデント 98,235 95.02 88.84
16 GLOW 94,656 150.27 86.55
17 婦人公論 92,042 104.25 97.05
18 週刊ダイヤモンド 91,782 101.81 101.33
19 サンキュ! 77,199 76.09 93.39
20 VOCE 76,073 102.47 92.52

 この中に入っていないが、週刊プレイボーイ 60,334 90.50 87.18、週刊女性 51,702 93.09 80.82、FRIDAY 48,364 91.89 82.04、週刊東洋経済 42,466 96.44 101.49、FLASH 28,782 88.40 92.20がある。

 週刊文春でさえ20万部を切っている。新潮、ポスト、現代がほぼ10万部、FRIDAYが5万部を切り、FLASHに至っては3万部を切っているのか。

 ここまでくると、来春にいくつかの週刊誌が休刊に追い込まれるのではないか。

「週刊誌同時多発休刊時代」がすぐそこまで来ている。もはや起死回生はないのだろうな。週刊誌OBとしては実に寂しい……。

 さて、気を取り直して、今週は順位は付けなかったが、面白く読める記事が多い。

 最初は、サンデー毎日の連載「社会学的 皇室 ウォッチング!」の森暢平成城大学教授がメディアに噛みついている記事から。

 国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)が、女性を皇位から排した皇室典範の改正を求めた。

 だが、この国のメディアは、この勧告をリベラルな立場から取り上げずに、保守派の評論ばかり載せていると批判する。

 典型的なのは読売新聞(11月5日付)である。社説で、

「皇位継承のあり方は、国家の基本にかかわる事柄である。見直しを国連の名の下に、付属機関で活動している個人が要求してくるとは、筋違いも甚だしい」

 産経新聞(11月1日付)も社説で「皇位継承への干渉 政府は国連の暴挙を許すな」と批判する。

 森教授は、それこそ筋違いだと反論する。

 CEDAW委員は、徳望が高く、かつ、条約の対象とされる分野において十分な能力を有する23人の専門家である。

 国際人権法が専門の秋月弘子亜細亜大教授も委員であり、読売のいうような個人ではないし、委員の全会一致で決定されるという。

 さらに「『日本書紀』『古事記』編纂時の政治的意図を考慮すれば、古代の皇位が決して『男系』の論理だけで繋がれていなかったことは研究者の間では常識である。(中略)『読売』『産経』の社説は、歴史の構築性を理解せず、浅薄な理解しかできない者の独善的な断定である」と難じる。

 たしかに、森教授のいうように、「そもそも『歴史』『伝統』をもって、男女不平等を正当化することはできない」。この国の政治家もメディアも、「男女平等」「多様性」などと口ではいうが、腹の底は「女性差別」を根強く持っているに違いない。

 国連は、神宮外苑の再開発に対しても「中止すべきではないか」と勧告しているが、東京都は聞く耳を持たない。

 国連の地盤沈下で、聞く必要はないと考えているのだろうか。

 お次は、羽生結弦と電撃離婚した元妻の末延麻裕子(37)が近況を話したと、新潮が報じている。

「何だろうって悩むこの瞬間も、人生の中のすごく大切な一部なんだなということに、作曲をしていて気づかされました。大切な人を思い浮かべながら聴いていただけたら嬉しいです」

 末延がこう話しだしたのは11月16日、山口県の下関グランドホテルで開かれた演奏会だったという。

 チケット1万6千円。聴衆は約80名。小さなコンサートだったが、「緩急自在の演奏に終始、圧倒されるばかり」(新潮)だったという。

 終盤末延は、

「(人生は)回り道をしても、何があってもいいから、大きな心を持って進んでいきたいなと、時間が経って思えるようになりました」

 と話した時は、息をのむような空気が会場を覆ったという。

 1年半ぶりのディナーショーだったというが、心の傷は少しずつ癒えてきているようだ。

 ところで、知事選に勝利した斎藤元彦だが、まだまだメディアのバッシングは続いているようだ。

 斎藤が辞めるまで、叩き続けた文春も腹の虫がおさまらないようだ。

 巻頭で、斎藤を待ち受ける独りぼっちの執務室とタイトルを打ち、県議のうち10人弱は斎藤に謝り、媚びを売る人間はいるが、86人のうちのごくわずか。

 大半は基本的に反斎藤だから、これからの県議会は一筋縄ではいきませんよと、県政担当記者に語らせているが、そうだろうか。

 多くの県民に支持された斎藤を、もし、県議会が反斎藤で動けば、県民たちは黙っていないし、県職員たちもしょせんは公務員だから、少なくとも是々非々、面従腹背ぐらいで、あからさまに反斎藤を叫ぶ人間がいるとは思えない。

 ここのところ、斎藤の選挙のPRをやったという会社の女性がnoteで、斎藤の広告戦略を引き受け、その手の内を明かし話題になっている。

「兵庫県西宮市にあるPR会社『株式会社merchu(メルチュ)』の代表取締役の折田楓氏が11月20日にブログサイトnoteで《兵庫県知事選挙における戦略的広報:『#さいとう元知事がんばれ』を『#さいとう元彦知事がんばれ』に》というコラムを投稿。SNS戦略の裏側を明かした」(ネット版女性自身11/23 06:00)

 これは、PR会社の代取が注目を浴びたくてやったことで、斎藤に非はないのではないか。

 もう、斎藤でバカ騒ぎはやめたほうがいいと思うのだが。

 さて、昨日(11月24日)が私の誕生日だった。数えだと傘寿(さんじゅ・80)になる。よくここまで生きてきたと思う。

 残っている友人はごくごくわずか。そんな心境を、先日、作家の嵐山光三郎の「句会」でこう詠んだ。

「逝きし友 残れる友も 夕時雨」

 下手な句だが、偽らざる今の心境である。

 年を取ることがこれほど寂しく、これほど大変だとは、少し前までは考えたことがなかった。

「目出度さも中くらいなり」の誕生日であった。

 前日の深夜、2歳8か月になる孫娘がサプライズで我が家に来てくれた。これが最高の誕生日プレゼントだった。

 昨日は、競馬の「ジャパンカップ」が行われ、有力な外国馬の参戦があり盛り上がった。だが、勝ったのは武豊が騎乗した1番人気のドウデュースだった。

 やはり、外国の馬は慣れないスピード芝で本来の走りができなかった。フランスの「凱旋門賞」に日本馬が毎年挑戦しているが、未だに勝てないのは、やはり馬場のせいなのだろう。

 その競馬界で、このところ不祥事が続いている。

 少し前には藤田菜七子騎手が、携帯などの不正使用でJRAから騎乗停止にされたことが不満で、騎手を辞めてしまうという事態になった。

 酒を飲んで馬場内に入り込んだ若手騎手もいた。

 そして今度は、大馬主が3冠馬を出した名調教師に“無礼”を働いたと文春が報じている。

 大馬主とは靴小売り大手の「ABCマート」の創業者・三木正浩(69)だという。資産は約6300億円で国内第10位の大富豪だそうだ。

 三木は自分の所有馬に「ジャスティン」と付ける。「ジャパンカップ」にもジャスティンパレスが出走していた(4着)。

 だがこの馬主、結果にこだわり、愛馬が負けると機嫌が悪くなり、周囲の人間を叱るという。

 競馬は何が起きるかわからない。いちいち負けたからといって当たり散らされてもな……。

 事件が起きたのは昨年7月。北海道のノーザンホースパークで行われた競走馬のセリ市「セレクトセール」でのことだったという。

 被害に遭ったのは中内田充正調教師だったそうだ。中内田にはこれまで、三木が所有馬の預託を頼んだが何度も断られていたようだ。三木の過剰な口出しを嫌がっていたのだろう。

 その場で、三木は中内田に土下座を強要し、グラスに入れた酒をぶっかけたという。

 そうしたことがあって、日本人騎手ナンバー1の川田将雅は、三木の馬に乗るのにNGを出しているという。

 馬主にはこうした手合いが時々いる。競走馬は、いくら高価な馬でも、調教師や厩務員、そして騎手が巧くなくては勝てない。

 馬主はそこに口を出してはいけないのだ。マナーが悪くなったのは、騎手だけではないようだ。

 次は大学教授が児童ポルノ動画などを売っていたという仰天醜聞である。

 自らが「少女ヌード写真集」と名付けたサイトでは、約430点に及ぶ動画や画像があり、1ファイル800円〜1万円で販売し、のべ2000万円くらいの売上があったというのだ。

 11月12日に児童ポルノ禁止法違反などの容疑で逮捕されたのは、、愛媛県東温市の立石憲彦(63)。逮捕時には笑みを浮かべていた。

 この立石、愛媛大学医学部を出て、同大学の附属病院に勤務。その後は、長崎県立大学看護学科教授だった。

 それに彼は、7年前に亡くなった白石徹衆院議員の義弟でもあるという。

 白石は、訪問介護を行う医師としても活動し、特に高齢者医療に力を入れていたそうだ。

 そんな白石がなぜ? 新潮は短い記事だから詳細は不明だが、この人間の人生を追いかけたら面白いのではないか。

 お次は、オーストラリアで「16歳未満のSNSが禁止された」という新潮の記事。

 SNSのまん延で、少しはいいこともあるが、その多くは「困った」ことである。スマホ脳などという言葉まであるが、あんなものを四六時中眺めていて、目にも心にもいいわけがない。

 オーストラリアでは、例え親の同意があっても、SNSへのアクセスを禁止するという厳しい法案が、上下院で可決する見通しのようだ。違反すれば罰金を科すという。

 なぜ、そのような措置を?

 それは、今年だけでも多くの殺人事件が起こり、これらの殺害現場を捉えた動画がSNSで拡散した後に、類似の事件が連鎖的に起きていることがあるそうだ。

 禁止法が生まれるきっかけになったのは、昨年4月に起きた少女の自殺事件だったという。

 いじめを受けていた15歳の少女は、SNSの「1日に200キロカロリーで健康に暮らせる」というニセ情報を鵜呑みにし、症状が悪化して自殺してしまったというのである。

 中には、痩せていないとキレイじゃないという特定の価値観を植え付けられた女の子が、大麻やコカインなどに手を出し、行方不明になったケースもあるそうだ。

 ある州では、青少年の犯罪率が過去10年で最高水準に達したという。

 人間の前頭葉は20歳くらいまでが成長途上であるため、10代の子供たちは冷静な判断や我慢ができずに、カーッとして衝動的になりやすいそうだ。

 私は、一定の基準を設けることはいいことだと思う。翻って、この国では「マッチングアプリ」は日常化し、「闇バイト」がSNS上で横行している。

 この国こそ、何らかの手を打たないと、世界一の「SNS犯罪大国」になってしまう。もう手遅れかもしれないが。

 お次は現代。

 ロシアには親プーチン大統領の「オリガルヒ」という大富豪がいる。石油や天然ガス、金融、メディアまでを握り、資産は82兆円にも上るといわれる。

 その中の一人で、世界の富豪ランキング9位の「アルミ王」といわれるオレグ・デリバスカ(56)という富豪が、10年前から静岡県伊東市の富戸という田舎町に豪邸をもっているそうだ。東京の青山にももう一軒所有しているという。ともに設計は隈研吾のようだ。

 彼の家政婦をやっている人間がアルミ王の日常を語っている。

 ロシアからはプライベートジェットで来るそうだ。ロシア外相のラブロフも来たことがあるという。

 伊東の家には温泉が引いてあるそうだ。

 時には、お相手の女性を探すために手配師を使って、日本にいるロシア女性を集めることもあるという。

 食べ物の好みは、ラーメンとか焼肉だというから、庶民的?

 こうした人物なら、警視庁の公安部が常に見張っているのだろうが、プーチンもそう先は長くはない。万が一のことがあれば、日本に亡命する気かな?

 ところで、セブン&アイの買収騒動がまだ収まらない。応援に伊藤忠商事や創業家も乗り出し、オール日本対カナダという争いにまで発展している。

「セブン&アイは今年8月、クシュタールの買収提案を公表したものの、『(企業価値を)著しく過小評価している』と猛反発。クシュタールは9月、価格を上乗せし、買収総額は7兆円規模に膨らみました。そこで、セブン&アイの井阪隆一社長(67)は新たな経営方針を打ち出した。10月10日、低迷するスーパー事業を切り離し、収益性の高いコンビニ事業に専念すると発表したのです。自力で株価を引き上げ、株主の理解を得ようとしたのでしょう」

 それから約1カ月後、更に事態は動き始める。11月13日、セブン&アイの創業家から、「経営陣による自社株買収(MBO)が提案された旨が報じられたのだ」(文春オンライン11/20日)

 クシュタール側は、「敵対的買収は行わない」と表明しているが、まだ諦めたわけではないようだ。

 このところ、ローソンやファミリーマートは好業績だが、セブンイレブンは、今年の3月から8月決算で34.9%の大幅減益。

 それは、上げ底疑惑、ステルス値上げなどで、消費者の信頼が揺らいでいることが背景にあるようだ。

 名経営者でコンビニの父といわれる鈴木敏文名誉顧問がいうように、セブン&アイが守らなければならないのは、「それは“誠実”よ。お客さんに対してもね、社員に対しても」。その精神が薄れたため、今回のような買収騒動が起きても、セブンを守れという声は大きくならない。

 私はコンビニ大好き人間だから、セブンが無くなるのは困るが、まあ、ファミマでもいいけどね。

 さて、石破茂首相が宰相の器ではないことは周知の事実だが、外遊先でも、その器ではない行動が、各国首脳たちの“顰蹙”を買ったのではないかと心配になる。

 その際の公文書には、このようなことが書かれていたと、文春が報じている。

「ガラディナーを2品目(5品中)で退出し、宿舎のエレベーターの中で秘書官が『もしよろしければおにぎりを用意していますが。』と述べたところ、首を大きく横に振り、『食べることより寝ること。早く寝たい。こんなに寝られるのは久しぶり』と」

 その文書には、「今後の総理外遊の際には『喫煙ロジ』への対応が必要になる可能性がある」とも記されているという。

 ヘビースモーカーの石破首相のために、これからの外遊に際しては、喫煙する場所や時間の確保が必要になるというのだ。

 その上、石破はスマホ中毒のようだ。

 APECの場でも、各国リーダーが挨拶を交わしているのに、一人でスマホをいじっていたという。

 これでは、もし、トランプに会えたとしても、「ドナルド」「イシ」と呼び合うような仲にはなれないだろう。

 何のためにこの石破という人間は、首相になったのだろう? 誰か聞いてみたら?

 さて、「闇バイト」というようなものがなぜ流行るのか? 20万、30万のカネでタタキをやったり、殺しをしたりと、1回の過ちで一生を棒に振る人間がなぜ出て来るのか?

 バカやアホはいつの時代でもいるが、これほど割に合わない“仕事”をやる連中が増えてきたのは、明らかに、SNSでまともにものを考えられなくなっている人間が増えているからであろう。

 文春の記者が、「闇バイト」に応募した経緯を書いているが、「エントリーシート」の複雑なこと。私には絶対、こういうものは書けないな。

 最寄り駅や所持金はいいが、身分証の種類、実家住所、両親の名前のほか、「シグナル」「テレグラム」など秘匿性の高いアプリに入るなど。

 記者が電話を掛けると、出てきた相手は、声音は幼く、やさしく、丁寧に教えてくれたそうだ。

――短時間で稼ぐには。
「そうなるとタタキが一番稼げますけど、運も絡んでくるので、あまりお勧めできません」
――タタキをやるなら事前にリストとか用意してくれるんですか。
「もちろんターゲットは用意しますけど、いざ行っても何も出てこない可能性もあります」

 逮捕された時のアドバイスまでしてくれたそうである。

「警察は『携帯見せないと出さない(釈放しない)ぞ』とも言ってくるんですよ。でも携帯の中身を見せなきゃいけないルールはないので、それも無視で。強盗で捕まったら、強盗のことしか言わなくていいですからね」

 だが、強盗で捕まったら警察を無視しても、釈放は無理だろう。これは、「闇バイト」のことを白状されると困るから、そういっているに違いない。

――タタキをやるにしても、人殺しまではやりたくないんですけど……。
「正直、殺すか、暴行で終わるかは、そこの家主さん次第なので。別に、皆さん最初から殺すつもりはないですからね。やむを得ない場合ですよ」

 そうか、大人しくしてカネやキャッシュカードを渡し、暗証番号を教えれば、命だけは助かるのか。

 今、防犯グッズがどこでも売り切れで、手に入らない。護身用のブザーや誰かが来るとライトがつく防犯カメラ、ガラス窓が割られた時に大きな音を出すグッズなど、手に入れたくても品薄だ。

 いっそ、家の前に5万円ばかりぶら下げて、「持って行ってください」と書いておくか。

 景気が悪いせいか、どんどん物騒な世の中になっていくようである。

 さて、薨去は「こうきょ」と読み、皇族・三位(さんみ)以上の人が死亡した時に使う。

 私も長く編集者をやってきたが、この言葉を使ったことはあまりなかった。

 11月15日、三笠宮百合子妃が101歳で薨去された。実に大正、昭和、平成、令和の時代を生きてきた人だった。

 1941年に三笠宮と結婚して、3男2女に恵まれたが、三男の高円宮、ヒゲの殿下として知られた長男の寛仁、二男の桂宮を亡くしている。

 今回、百合子妃が薨去され、大きな問題が残ったという。それは三笠宮家を誰が継ぐのかという難問だそうである。

 寛仁さんと妻の信子妃は夫婦仲が悪く、長いあいだ、信子妃は家には戻らず、千代田区三番町にある宮内庁分庁舎で暮らしている。

 娘の彬子さんとの仲もよくないらしく、信子妃が家を継ぐことは絶対に阻止したいと考えているというのである。

 だが、彬子さんが当主になれば、信子妃が黙っていないという。

 母親と娘というのは、仲のいい時はいいが、悪くなると手が付けられなくなる。三笠宮家はどう決着するのだろうか。

 ところで、私は昔々、車情報誌『ベストカー』を出している出版社にいたことがあった。講談社の子会社で、当時はまだ部数も出ていて羽振りもよかった。

 だが、私は、そこへ行った最初の会議で、「私は車が嫌いだ。人殺しの道具をPRするのではなく、これからは安全性能に力を入れるべきだ」と話し、総スカンを食った。

 今では、そうした考え方が主流になってきたが、当時は、どれだけスタイルが良いか、走りがいいかが、車選びのテーマであった。それが2019年の池袋暴走事故以来、風向きが変わったという。

 ポストは、安全性能に優れた車のランキングを発表している。早速見てみよう。

 ポストがその手掛かりにしたのは、国土交通省と同省所管の独立行政法人NASVA(自動車事故対策機構)が実施している「自動車安全性能評価」だ。

 これで約8割の車種をカバーしているという。

 総合評価は☆5つで、最高点を獲得した車種には「ファイブスター大賞」が贈られるそうだ。

 20年から23年の結果で見ると、第1位はSUBARUで4年間で3車種の「ファイブスター大賞」を獲得している。20年度のレヴォーグと21年度のレガシィアウトバック。これに搭載された最新の「アイサイトX」は一定条件でハンズフリー走行も可能で、「23年度のクロストレック/インプレッサに搭載の『新世代アイサイト』は3つのカメラで歩行者などをより的確に認識し、衝突安全ブレーキの作動領域が広がりました」(自動車ライターの萩原文博)

 22年度は、トヨタのヴォクシー/ノアが大賞に選ばれている。

 私は今は運転しないので、車には興味はないが、表をざっと見ると、スバルの車が安全性に優れているようだ。

 車をこれから買おうという人は、これが目安になるんじゃないか。

 お次は、国民民主党の玉木雄一郎代表を歓喜からどん底へと落とした「SmartFLASH」のスクープ。今週はその第2弾。

 FLASHが報じた元グラドル・小泉みゆきとの不倫を「おおむね事実」と認めたうえで、玉木はこう謝罪した。

「家族のみならず、期待を寄せていただいた全国の多くのみなさんに、心からお詫びを申し上げます」

 しかし、代表辞任は口に出さず、自民党との「103万円の壁」の協議に入っていった。

 数は増えても寄り合い所帯、玉木辞任を求める声は党内では大きくならないようだ。

 玉木は不倫発覚後、家族の間で相当な話し合いを重ね、早い段階から小泉とも弁護士を通じたやり取りに切り替えて、話し合いをしたそうだ。

 自身の政治生命保持のため、小泉と“断絶”したとしているようだが、15日夜、永田町関係者によると、怪情報がいっせいに流れたという。

「玉木氏の妻の恵理さんが、小泉さんに会いに行ったという情報が出回ったんです。多くの媒体が、裏取りに奔走しましたが、確証は掴めませんでした。また、今回の玉木氏の対応で、小泉さんは大きなショックを受けているという話も聞かれます」(同)

 玉木の事務所では「妻が会いに行った」ことを否定しているが、ありそうなことではある。

 不倫相手の小泉は高松観光大使も辞めさせられそうだという。

 不倫した男はそのままで、女性が切り捨てられるというのはおかしい。

 小泉は香川県高松市出身。高校卒業後に上京。スターを夢見て芸能の世界に飛び込んだという。

 小泉のグラビアは好評だった。

「すでに22歳くらいでしたが、学園風の制服が似合っていました。長身で、ビキニ姿になるとムチムチした男好きするボディが、撮影当初からスタッフの間でも好評でした」(芸能関係者)

 ただ、事務所の力の問題もあり、仕事には恵まれていなかったようだ。

 最初の事務所を退所した小泉は、その後、自動車レースのスーパーGTなどでレースクイーンとして活動し、タブレット菓子を宣伝する全国47都道府県の「ミンティアガールズ」の香川県代表に選出されるなど、地道に活動してきた。

 2019年に「高松観光大使」に任命された小泉は、Xやインスタで高松の魅力を発信するようになる。

「グラドルからキャリアを重ね、やっと掴んだ夢は、はかなく散った」(FLASH)

 玉木は「103万円の壁」よりも先に、彼女を救ってやるべきである。

 今週の最後は、あのお騒がせ男が、ついに、妻からも見放されたというお話。

 2016年のリオ五輪400メートル個人メドレーで銅メダル、世界選手権で4つの金メダルを獲得するなど、日本競泳界のスター選手である瀬戸大也(30)が、妻で元飛び込み日本代表選手の馬淵優佳(29)と今年の春から別居し、離婚協議を始めていたことが文春の取材でわかったというのである。

 大学時代から交際していた2人は、リオ五輪の翌年に結婚。2018年に長女、2020年に次女が誕生した。

「馬淵さんは大学時代に日本学生選手権2連覇を達成するなど、将来有望な選手でしたが、『大也の東京五輪金メダルへの挑戦をサポートしたい』と、結婚を機に現役を引退。アスリートフードマイスターの資格を取り、夫の栄養管理をするなど、献身的に支えてきた」(スポーツ紙記者)

 だが、2020年9月、夫婦にとって最大の危機が訪れた。

「週刊新潮」(同年9月24日発売号)が、瀬戸が航空会社に勤務するCAと白昼堂々とラブホテルで密会する不倫現場をすっぱ抜いたのだ。

 その不倫話は概ねこうだった。

〈新潮によれば、9月14日、午後1時前に3階建ての瀟洒な新築の家から出てきた瀬戸は、近所に月極で停めてあったオリーブ色の「BMW X6」に乗り込み、足立区内のコンビニに向かったという。

 そこで助手席に髪の長い女性を乗せると再び走り出した。「到着したのは優佳さんと訪れることはないであろう場所だった」(同)。場末の古びたラブホで「休憩4600円」。ハロウインの飾りつけがしてあり、一定の料金を払えば23時まで利用できるそうだ。場所柄だが、かなり安い。

 瀬戸が彼女に「23時までだって」と笑いかけた。なぜわかるのか? 新潮はグラビアページに、窓口でカネを払ってカギをもらっている2人の写真を載せているのである。
ラブホの中に入って2人の左後方から撮ったようだ。写真週刊誌FOCUSで磨いた業である。これでは瀬戸はいい逃れができない。
コトを終えた2人が出てきたのは午後3時半ごろ。「滞在時間約1時間半の、慌ただしい『昼下がりの情事』」(同)

 再び先のコンビニの近くへ戻り、彼女と別れてからの瀬戸の行動がすごい。密会を終えた瀬戸は「クイックターンのように素早かった」(同)。

 自宅に戻ると、カレージ前に停めてあった国産車に乗り移ると、子どもを迎えに近所の保育園に一目散。無事2人の子どもを連れてご帰還。

 BMWを庶民的な国産車に乗り換えるなんぞは、庶民派で爽やかなイメージを持たれようとする彼の涙ぐましい努力の一環なのだろう。

 だが、せっかく築き上げたイメージも、この報道で一瞬にしてもろくも崩れてしまった〉

「スポンサーは広告を次々と撤退させ、当時所属していたANAは年間1億円の複数契約を結んでいたが、契約を解除。日本水連からは年内活動停止の処分を受け、妻の馬淵さんまで謝罪コメントを出す事態となりました」(瀬戸のスポンサー関係者)

 だが、夫の不倫が次々に暴露されても、妻の馬淵は別れなかった。

 彼女は当時の心境をこう話していた。

「結婚式で『病める時も健やかなる時も』と誓った以上、私自身この騒動を経た彼がどう変わるか見届けてからじゃないと離れられない」(『FRau』20年10月19日配信)

 不倫報道で収入が減ったため、馬淵は芸能活動をスタートさせる。さらに馬淵は、2021年末に現役復帰を果たした。

 順調かに見えた夫婦。

 だが、瀬戸はかろうじてパリ五輪には出たが、メダルには届かなかった。

 瀬戸が海外のコーチに師事するために行っていたオーストラリアの自宅で、馬淵は瀬戸の携帯を見てしまうのだ。そこにはLINEで不倫をうかがわせる内容が残されていたという。

 日頃から、「俺はアスリート。SEXは放尿と一緒」「こいつにも遺伝子を植え付けるか。外で子供ができても認知して責任とる」といい放ってきた。

 馬淵の心を砕く決定打になったのは、六本木のキャバクラに勤める女性の存在だったという。

「優佳さんが目にしたLINEは衝撃的な内容だった。大也が後輩の水泳選手に対し、この女性と一泊三万円のラブホテルで一夜を過ごしたと自慢していたのです」(水泳関係者)

 オーストラリアから帰国した馬淵は、電話で、瀬戸に離婚したいと伝え、不貞行為を問いつめたという。

 だが瀬戸は、「携帯を勝手に見るのは犯罪だ」と逆切れしたそうだ。

 パリ五輪後に2人は離婚協議を開始した。

 瀬戸はマザコンらしい。母親の勧めで水泳を始め、国内大会にも必ず同行していたという。

 母親は馬淵が結婚した時、「大也ファースト」を求めたそうだ。

 4月に入ると、真淵に対して両親は誓約書へのサインを求めてきたという。今後は「瀬戸の妻」を名乗らない。瀬戸に関するコメントを一切しないなどと記されていたという。

 だが、離婚の話し合いは、子どもの親権を巡って平行線が続いているという。

 客観的に見れば、瀬戸に子どもの親権を持つ資格はないと思うのだが。この離婚騒動の行方が気になる。(文中敬称略)

【巻末付録】

 まずはポストからいこう。

「セント・フォース30周年でお茶の間に愛される14人が大集合! 美人キャスター珠玉のJewels」

 袋とじ「オイルまみれのヌルテカッ! W神乳大会」。袋とじ「葉月まゆ ヘアとトップの最終定理」

「橘和奈 秘密の翌朝」

 お次は現代。

「白濱美兎 小さい悪魔」「山内鈴蘭 花ざかりの森へ」

 今週は可愛い子勢ぞろいだ。見ておいて損はない。

このニュースに関するつぶやき

  • これ以上紙をパルプを木材を無駄にしないでくれる?こんな糞下らん落書きのために。
    • イイネ!6
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