バルセロナのFWロベルト・レヴァンドフスキが、史上3人目となるチャンピオンズリーグ(CL)通算100得点に到達した。
リーグフェーズ前半戦を3勝1敗の6位で折り返した中、26日に行われた第5節ブレスト戦にスタメン出場したレヴァンドフスキは、10分に自身が獲得したPKを沈めて先制点を挙げる。そして、このゴールにより、CLでの通算得点数が『100』の大台に乗った。さらに、1点を加えて迎えた後半アディショナルタイムには、エリア内から右足で丁寧に流し込んでダメ押しとなるゴール。メモリアルマッチでドブレーテを達成し、3−0の勝利に貢献している。
1988年8月21日生まれのレヴァンドフスキは現在36歳。母国ポーランドのズニチェ・プルシュクフ(当時3部)でプロキャリアを始めると、レフ・ポズナンを経て加入したドルトムントで、2011年10月20日のオリンピアコス戦においてCL初得点をマーク。ここからドルトムントで17得点、バイエルンで69得点、バルセロナでは15得点(ブレスト戦の2点目込み)を決めて、リオネル・メッシ(現:インテル・マイアミ)とクリスティアーノ・ロナウド(現:アル・ナスル)に続く、史上3人目となるCL通算100得点の偉業を成し遂げた。
またUEFAの公式サイトによると、出場した試合数は『125』、ゴールを奪ったクラブ数は『37』の果てに、通算100得点に到達したとのこと。最もゴールを決めている対戦相手は、ベンフィカとツルヴェナ・ズヴェズダでそれぞれ7得点。次点は、6得点でレアル・マドリードとザルツブルクとなっている。
試合後、レヴァンドフスキは「とても嬉しく、とても幸せだ。数年前には、チャンピオンズリーグで100得点を決めるなんて想像もできなかった」としつつ、「僕にとって最も大切なことは、チームが毎試合勝てるように、ゴールで貢献すること」とさらなるゴール量産に意気込んでいる。
【偉業】レヴァンドフスキがCL通算100得点に到達