青山学院大(青学大)の原晋監督(57)が、フジテレビ系「ぽかぽか」(月〜金曜午前11時50分)に生出演。箱根駅伝の3ハプニングを明かした。
▼1つ目は「計算ミスでまさかの出場決定」と題して09年の予選会を振り返った。予選会は各校12人が走り、上位10人の合計タイムで競う。例年は上位10校が本戦に出場できるが、同年は85回大会の記念大会として13位までに枠が用意された。レース後にマネジャーがタイムを集計し、他校と比較したところ「次点(14位)だった」。諦めてボーッとしながら順位発表を聞いていると「妙に(青学大の)前にカメラが来ていた」という。もしかしたら、と期待すると「13位、青山学院大学」とアナウンスされ、跳び上がって喜んだ。33年ぶりの本戦出場となり「良い間違いだった」と笑いながら回顧した。
▼2つ目は「原監督が大激怒!運営車でマネジャーが居眠り」。同大会本戦の8区で湘南海岸を走っていたところ「ダントツの最下位だった」。日差しが“ぽかぽか”暖かいのもあり、運営管理車で同乗していたマネジャーの責任者が「いびきかいて寝ていた」という。「お前ふざけるな! 乗りたいヤツはいっぱいいるんだ!」と怒鳴ったと明かした。
▼3つ目は「大会直前の12月に部員8割がインフルエンザ」。今年1月の箱根で優勝したが、12月初旬の「1週間で(エントリーの)16人中13人がインフルエンザにかかった」。さらに4区佐藤一世(当時4年)は虫垂炎を発症し、病院で点滴を打って大会に臨んでいたが、区間賞を獲得。「昨年は魔法がかかった」と振り返っていた。
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