リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、動向に注目が集まっているエジプト代表FWモハメド・サラーに言及した。26日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
2017年7月からリヴァプールでプレーしているサラーは、長年中心選手として活躍しているが、現行契約が2025年6月30日までと今シーズン限りとなっていることから、去就には注目が集まっている。
そんなサラーは24日に行われたプレミアリーグ第12節のサウサンプトン戦(○3−2)後に「まだクラブからオファーは受け取っていない」と語り、残留よりも退団に近づいていることを明かした。
この発言を受け、リヴァプールOBの元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏からは「利己的」だとの批判も上がっているなか、スロット監督はここまで公式戦全18試合に出場し、12ゴール10アシストを記録しているサラーを今後も起用していく意向を示した。
「私が言えることは、私のメンバー表を見れば、モー(サラーの愛称)は出場しないよりも出場することの方が多いということだけだ。そのことはあなたに伝えることができるね」
「彼は全く気を取られてはいない。マンチェスター・ユナイテッド戦の後に彼がコメントした時、私はその様子を見ていない。彼は明日の試合に完全に集中している」
「今日トレーニング場で少なくとも私がいる間は誰もそのことについて話をしていなかった。選手たちも短期的なことに集中している。それが(27日の)レアル・マドリードと(12月1日の)マンチェスター・シティ戦だ。彼や選手たち、そして間違いなく私にとってそのことは気を取られることではないと思う」