【崖っぷちのドミノの“かたじけない!”・6】今年は秋の行楽シーズン、紅葉を愛でるなって時期なさそうですよね。ちょっと前の話ですが、数年振りに会った友人と1日たっぷりと楽しんだ所でおすすめのルートなので是非ご紹介したいと思い、メッセージを書きましたので一読してみてください。家族でも親しい友人とでも良いので、もし面白そうって思ってくださったなら行ってみてくださいね。
その他の画像はこちら「見つけた!は宝物になる。
アジア最大級のミニチュアミュージアム」が
キャッチコピーのミュージアム
●久々の再会
コロナ禍の前、何度か色んな場所に一緒に行っていた友人がおりましたが、コロナやその後のお互いの仕事で中々会うこともなくメッセージのやり取りも疎遠になっていました。
ふとしたきっかけで、中々会えてないなあってメッセージのやり取りをしてたら、会うなら日付決めて会おうってことになり、日にち優先でどこか行くところを決めることにしました。
いつも私から誘うので、当然、私が1日日の行動を企画します。待ち合わせ場所、行く場所、移動時間など、もろもろiPhoneで検索。中々良い場所も見つからず、焦ってきました。しかも、友人は引っ越していて待ち合わせも変わります。結局、両方の移動時間距離などを考慮して待ち合わせは東京駅丸の内側となりました。
●東京駅から移動してそれなりに2人で楽しめそうな場所は?
さあ、どこに行こうかあと、いろいろ考えて、まず思いついたのはスモールワールド東京です。
何度か私は行ったことがある施設ですが、友人は初めてなのできっと喜んでもらえると勝手に思い、ここを最初の行先としました。有明の近くでもう一カ所何か見れる所はないかなあって探しましたが、あとは東京都水の科学館が近くです。小さいお子様がいる家族向きの科学館みたいなので断念。もうちょっと先に日本科学未来館もありますが、そこは友人と行ったこともあり、今回はパス。さてさていよいよ行くところが見つからないと悩みました。
そんな時、ぼーっと地図アプリを見ていたら、帝釈天が目にとまりました。「寅さんの聖地だ!」と検索すると、「葛飾柴又寅さん記念館」があり、もちろん葛飾柴又の駅、そして帝釈天の参道にはいろんな店もあります。
東京駅の待ち合わせ、スモールワールド見学、そして葛飾柴又に行くことを計算すると、ちょうど柴又でランチかなあってルートが浮かびました。それで終わってしまうとちょっと物足りない気がしたので、残り一カ所どこかないかなあと、さらにおすすめ1日東京ドライブコースなどで検索していたら羽田空港の国際ターミナルに色んな施設があることを見つけました。ちょっと戻るけど葛飾から羽田なら首都高ですぐだし、これで1日お出かけルートが完成しました。
●待ち合わせは丸の内口からスモールワールド東京に
東京駅丸の内口周辺は比較的車を停めて待つことができます。待ち合わせ時間ちょっと前に東京駅について友人を待ちました。
丸の内口で待ち合わせ
東京駅から有明まではあっという間です。東京駅は一般車を止めておくことが難しいので待ち合わせするときは相手が東京駅に着いてから駅に移動することをおすすめします。友達も乗車し、出発。
実は車でスモールワールド東京に行くのは初めてでした。パーキングも近くだし気軽に車で行くこともできます。
さて、いよいよ入場。常設の展示エリアと企画で内容が変わりエリアがあります。最初に行った時は2022年で、その時と展示内容も変わっていました。
私の世代だとミニュチュアの世界を見にいくなら東武ワールドスクウェアですよね。でも、Nゲージ、Zゲージのサイズでジオラマなどを作った経験がある私にとってはスクウェアのサイズは結構大きくて、ちょっと感覚が違いました。あとは移動距離もそこそこだったのでスモールとつくこの施設が今ではお気に入りです。
入り口にはエヴァ初号機がいます。常設展示&企画展示にも今回はエヴァンゲリオンだったので、私はかなりハイテンションでした。展示の工夫としては単純にスケールモデルが飾られているだけでなく、映画のワンシーンなどが出てきてて、毎回見つかるだけでワクワクしてついつい写真も撮りすぎてしまっています。
今回もいろいろ見つけました。
スモールワールド東京だけでもあっという間に時間が過ぎます。常設展示でも関空も素敵ですし、ゆっくり時間をかけて見ることをおすすめします。
展示の最後の方には工房みたいなところを通過します。模型を作っている人がいらっしゃるとその作業なども見ることができるし、ワークショップもあるので次回は時間をかけて体験したいなあって思っています。
あっという間に二時間ぐらいは過ぎてしまいます。ワークショップや時間で動く展示などを全部見るなら、たっぷり3時間以上かかると思って計画すると良いです。お昼過ぎになったので次の行き先柴又を目指します。
●次は帝釈天へ
帝釈天の参道の周りにはコインパーキングがありますが、結構3台程度の小さなパーキングが多いのであらかじめ止める場所は決めておくことが良いと思いました。私たちは真夏に行ったので、暑さにやられそう。お昼ご飯の前にかき氷に飛びつきました。
店もおしゃれでちょっと帝釈天の参道のイメージとは違っていましたが、とてもおいしくいただきました。秋だとかき氷って思うかもしれませんが、もし店を見つけたら行ってみてくださいね。
とてもおいしくいただきました
かき氷でちょっと体力も回復、帝釈天に向かいました。写真の通り、暑すぎて人通りは少なくゆっくり歩けましたが、10分も歩くとへとへとになります。
帝釈天
参道には古くからやっている店などが沢山あるので散策してください。その後、目的地の葛飾柴又寅さん記念館に歩いて向かいます。住宅街をてくてく歩いて移動するのでこの日は静かでとてものんびりできました。
参道でお昼ご飯もおしゃれなお店でいただく
●葛飾柴又寅さん記念館へ
映画『男はつらいよ』は、子供のころに何のためらいもなくテレビの放送で見ていたものです。確か、お正月とか年末とかの休みだったのかなあって思います。そんな記憶を呼び起こしてくれる感じの展示があるのが葛飾柴又寅さん記念館です。
くるまやは、映画の撮影で実際に使用されたのセット移設された展示なので凄く良かったです。さらに、ここにもジオラマ模型がありスモールワールド東京からの流れとしても相性が良いと思いました。
近未来や空想の世界のジオラマから、懐かしい日本の風景のジオラマを1日で出会えるなんて中々いいルートだと思っています。そして、さらに感動したのは「永遠に未完」ということで、記念館は3年に1度リニューアルをしていました。直近では、2022年4月にリニューアルしていて、開館以来、8度目とのことです。中でも、私たちが心に残ったのは「帝釈人車鉄道」の客車の再現です。
人が鉄道を押して移動することは知らなかった
人が鉄道を押して移動する交通手段が過去にあったことは、全く知りませんでした。客車に乗って記念写真を撮ることができるので、フォトスポットです。もう一つは列車の車内を再現し、窓枠はモニターで寅さんの旅の名場面や啖呵が映し出されるのも心に残ります。
人が鉄道を押して移動することは知らなかった
何か疲れた心をちょっとだけ温かくしてくれる空間で、記念館を出るときはほっとした気持ちに包まれました。
●最後は羽田空港へ
さあ、最後は羽田空港を目指します。国際線ターミナルなんて一度も行ったことないし、わくわくしながら車は空港に向かって走ります。夕日の空港と夜景を見る事を想定していたので柴又でもゆったり時間を過ごせたのも良かったです。
目的地は羽田エアポートガーデンにして、高速で移動。混雑しているとネットでは出てたパーキングも、すぐに止めることができました。ここまででもかなり歩いていたので、羽田でどのくらい歩くのかも正直、不安でしたが、色んな店があり店を見て歩いていたら、あっという間に空港の展望ロビーまで移動できました。
流石にインバウンド需要が多く、出発ロビー近くのレストラン街は海外の人で凄い混雑でした。値段を見てびっくりしましたが、皆さん気にせず利用していました。展望ロビーで飛行機の発着などを見てから、流石に疲れたので休むところがないかなあっと歩いていたら、プラネタリウムが投影されるカフェにたどり着けました。「プラネタリウム スターリー カフェ (PLANETARIUM Starry Cafe)」です。
投影中は飲食できませんが、その前後に食事やドリンクだけでも可能なお店でしかも入れ替え制ではなさそうで、ここでもゆっくりと時間を過ごすこともできます。投影時間も長くないので15分程度からもっと短いショートのプログラムもあり、食べたり、ゆっくりしたりできます。
といっても、あまりゆっくりすると疲れで寝落ちしそうだったので、体を休めていよいよ夜景&夕食に向かいました。再度展望ロビーを散策し、レストランを探しましたが、さっきも記したように、かなりの値段。これはエアポートガーデンに戻って、フードコートで食事しようってことになりました。
エアポートガーデンや国際線ターミナルだけでも十分楽しい時間を過ごすことができるので、是非、プラネタリウムも見て散策してみてください。
夕食はハンバーガーを食べ友人を送って帰宅、9時ごろ家を出て帰宅したのが22時過ぎ。たっぷり1日楽しい時間を過ごすことができました。
夕食はハンバーガー
●次回は「AppleWatch」の話
次回は、「AppleWatch10に買い替えは正解? さらに進化したヘルスケアアプリ」の話をしようかと思います。かたじけない。(崖っぷちのドミノ)
■Profile
崖っぷちのドミノ
1960年3月生まれ。現在64歳で会社員人生はあとわずかの管理職です。部下の多くは女子で娘が大勢いる感じ。中学、高校とブラスバンドでパーカッション担当。その時代の当たり前の流れで同級生とバンド結成し、大学、社会人1年生ぐらいまで活動したドラマー。就職は独立系ソフト会社に入社。その後、気づいたら汎用機の開発技術者を13年間経験、その後、今の会社に入社。