【動画】綾瀬はるか、柄本佑らが吹替! 映画『野生の島のロズ』本予告
本作は、野生の島で起動した最新型アシスト・ロボの「ロズ」に、ひょんなことから愛情が生まれ、動物たちとともに生き、島の危機を乗り越えていく感動の物語。原作は、アメリカの作家ピーター・ブラウンによる著書『野生のロボット』シリーズ。2016年に出版された『野生のロボット』は、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストで1位を獲得し、一大現象となったほか、チルドレンズ・チョイス・アワードの年間最優秀イラストレーター賞や、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞等を含む数多くの文学賞を受賞した童話だ。
監督・脚本は、ディズニーで経験を積み『リロ&スティッチ』の監督を務め、ドリームワークスで『ヒックとドラゴン』などを手掛けてきたクリス・サンダース。製作は、ドリームワークス・アニメーションの『ボス・ベイビー:ファミリー・ミッション』や『カンフー・パンダ』シリーズのジェフ・ハーマンが務める。
本国の声優キャストには、ロボットのロズ役に『それでも夜は明ける』で第86回アカデミー賞助演女優賞を受賞した実力派女優ルピタ・ニョンゴ。さらに、ペドロ・パスカル、キャサリン・オハラ、ビル・ナイ、キット・コナー、ステファニー・シュウら名だたる豪華キャストが声を吹き込んでいる。
この度、日本語吹替版キャストが解禁。劇中で徐々に心が芽生えていく、主人公の最新型アシスト・ロボットのロズ役は綾瀬はるか。本作で6年ぶりに吹替声優を担当する綾瀬は、ロボット役のオファーに初めは難しそうだと思ったことを明かし、「ロズはプログラミングされているので、少し固くカチッとしゃべるのですが、だんだん愛しさや寂しさなどを感じるようになると、まるで人間のように変わっていく姿がとても自然で。難しいと思っていたその過程が、最後は面白く感じて不思議でした」と語っている。
|
|
ロズに育てられ立派に成長していく雁(ガン)のキラリ役は鈴木福。悩みながらも様々な経験を経て成長していく様を魅力的に演じた。鈴木は「僕自身も割とポジティブなので、そこはキラリと似てるんじゃないかと思います」と、共通点を明かしている。
そして、たくさんの子供たちをたくましく育て、ロズをサポートするオポッサムの母親ピンクシッポ役は、いとうまい子。いとうは「ピンクシッポは子だくさんで肝が据わっているお母さんなのですが、難しかったところは、普通芝居をするときよりも5倍〜10倍くらいテンション高くやらなければいけないことでした」と、アフレコの苦労を振り返った。
吹替版にはさらに、豪華声優陣も集結。渡り鳥のリーダーであるクビナガ役を千葉繁(『ONE PIECE』バギー役)、ロズを回収するために島へやってくるロボットのヴォントラ役を種崎敦美(『SPY×FAMILY』アーニャ・フォージャー役)、不機嫌で引っ込み思案なビーバーのパドラー役を山本高広(『逃げ上手の若君』市河助房役)、島の野生動物界の頂点に君臨するクマのソーン役を田中美央(『怪獣8号』乃木坂十蔵役)が務めている。
今回、そんな吹替キャストたちの声が吹き込まれた本予告映像も到着。人間の生活をより快適にするために開発された最新型アシスト・ロボットのロズが、台風の影響で行方不明となり無人島に漂着するところから始まる。“ご用件”を求めて島を歩きまわっていたロズは、ある日、偶然見つけた雁の卵が孵化する瞬間に立ち会う。子育てがプログラムされていないロズは、ひな鳥を“キラリ”と名付け、子だくさんママであるオポッサムのピンクシッポやキツネのチャッカリの協力を得ながら子育てに奮闘する。
|
|
そして、はじめは怪物としてロズを拒絶していた動物たちも、次第に彼女の優しさに触れ、島の“家族”として受け入れるようになっていく。動物たちと共に厳しい冬を超えた頃、突如ロズを回収するためのロボットが無人島に襲来。今や自分の居場所となった島で生きるために、ロズは自分のプログラムを超えて立ち向かっていくことを決意する。動物たちと力を合わせ、島の未来を駆けた運命の戦いが始まる―。
併せて解禁された本ポスタービジュアルには、美しい光に照らされて空を舞う雁の群れとともに、肩にキラリを乗せたロズが両手を広げて駆け出していく姿が。そのまわりには、チャッカリやピンクシッポをはじめとする島の動物たちが、生き生きとした表情で彼女の後を追う姿が描かれている。
また今回、12月6日より特製エコバッグ付きムビチケ前売り券(カード)の発売が決定(数量限定)。エコバッグは、ロズと動物たちの可愛らしいイラストが入った特別なデザインとなっている。
アニメーション映画『野生の島のロズ』は、2025年2月7日より全国公開。
|
|
日本語吹替版キャストコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■綾瀬はるか(ロズ役)
最初にオファーをいただいた時、「ロボット役は難しそうだな…」と思ったので、収録の前に海外で見かけたAIロボットを撮影して見直してみたり、スマートフォンのアシスタントアプリに話しかけてみたりしていました。
ロズはプログラミングされているので、少し固くカチッとしゃべるのですが、だんだん愛しさや寂しさなどを感じるようになると、まるで人間のように変わっていく姿がとても自然で。難しいと思っていたその過程が、最後は面白く感じて不思議でした。
ロズの素敵なところは、島の動物たちを助けて、それが自分の喜びになっていくところです。ロズだけではなく、全てのキャラクターも愛おしく魅力的で、全ての皆さんに必ず共感できるところがあると思います。
■柄本佑(チャッカリ役)
オファーをいただいた時、アニメが好きなので嬉しい! という気持ちと同時に頑張らなきゃ…と緊張しました。この『野生の島のロズ』を見ながら、僕自身も恥ずかしながら泣いてしまったのですが、本当に素敵な世界観なので、キツネのチャッカリというキャラクターのイメージを崩さないように準備して吹き替えました。
チャッカリは、大人っぽいクールなところと子供っぽいところの両極があるのが魅力です。最初は口を合わせるのも難しかったのですが、監督の立体的で奥行のある演出のおかげでただただ楽しくやらせていただきました。とても気持ちの良い、誰でも楽しめる作品になっていますので、大人も子供も、家族で見に来ていただけたらと思います。
■鈴木福(キラリ役)
最初にこの作品を観た時、キラリの役をやらせてもらう喜びと、ロズとキラリ、そして周りの動物たちとの絆にジーンときたのですが、隣で見ていたマネージャーさんたちの方がもっと感動して涙していて(笑)。
僕の演じたキラリは、ロボットに育てられた雁なので、他の鳥たちと違うところをあまりネガティブにとらえすぎず、ポジティブに進んでいく勇敢な子だと感じました。僕自身も割とポジティブなので、そこはキラリと似てるんじゃないかと思います。鳥なのに、ロボットっぽい動きを真似て、自分で「ウー、ガチャ―」と言いながら歩いたり、「変換器をオーバーヒートさせて補助冷却装置が消滅」などのロボット専門用語的な台詞があるのが難しくもあり、面白かったです。
■いとうまい子(ピンクシッポ役)
最初に映画を見た時、感動してすごく泣いてしまいました。ロズが愛を知っていくのが感じられて。ピンクシッポは子だくさんで肝が据わっているお母さんなのですが、難しかったところは、普通芝居をするときよりも5倍〜10倍くらいテンション高くやらなければいけないことでした。自分では感情をのせているつもりでも、いざ聞いてみると思っていたのとは全然違うところがあったりして。「いや、まだまだいけるんじゃないか」という面白さもありました。
私は44歳で入った大学のゼミでロボット工学を専攻しました。ロズは、私たちが研究している現在のロボットよりかなり進んでいると思いますが、いずれはこう進化していくんじゃないかと感じさせてくれますね。