東京でイラストレーターと陶芸作家として活動している山中正大さん（@mshr_0612）は、何度電池交換をしても、時計の時間がズレることを不審に思っていました。山中さんはあるとき時間がズレる瞬間を撮影できたため、その動画をXに投稿しました。動画は話題となり現在3万いいね、164万回表示されるほどとなっています。
投稿された動画には、棚の上から時計に腕を伸ばすモフモフの猫ちゃんの後ろ姿や、時計の針を動かした後、満足そうに座る様子が収録されていました。この投稿には「これでヨシ！」「動くから気になるニャン！」と猫の気持ちを代弁するかのようなコメントが寄せられています。
また「猫のタイムハラスメント」「犯人特定」などの声には、山中さんが「腹毛もしゃもしゃぐりぐりの刑です」と答えるなど、終始ほのぼのとした原因報告となりました。この投稿には、同じことがあったという、猫を飼う人の体験談なども寄せられました。時計を割られた、盤面がガラスで覆われているタイプに変えたなど、猫を飼う人ならではの「あるある」が語られています。この時計の時間ズレの原因が判明した経緯などを山中さんに詳しく聞きました。
──時計がズレる原因は、電池ではなかったのですね。
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はい。ヤミーが犯人でした。
ヤミーは去年の11月にうちに来ました1歳の元保護猫で、ミックスのオスです。
──投稿には大きな反響がありましたが、こちらについてはどう感じられましたか？
猫飼ってる人は、みんな経験してる出来事だとコメントで知り驚きました。
──確かに、同じような経験をされている方のコメントが目立ちましたね。この瞬間は偶然目撃されたのですか？それとも疑わしいため張り込みをされたのでしょうか？
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いつも通り仕事をしていたらパソコン机の上の方でヤミーがゴソゴソしてるので、
ふと見上げたら、犯行現場を偶然目撃しました。
──犯行後の満足そうな顔が印象的でしたが、これまで購入した大量の電池が残るという被害もあったそうですね。
お徳用の単三電池がまるまる残ってしまいましたが、こんなかわいい動画が撮れたので被害なんて帳消しです。
──安全のため時計を外されたそうですが、その後時計はどうされましたか？
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押入れの奥にしまっております。
ヤミー君の可愛すぎる犯行に、多くの人が笑顔のスタンプを添えたコメントを寄せていました。時計の秒針をグニャグニャにされるという被害もありましたが、山中さんはかわいい動画が撮れたことに満足されているとのことです。
（まいどなニュース特約・長澤 芳子）
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