JR東海とJR西日本が、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」の自由席を2025年春から1編成につき3両から2両に削減する方向で検討していることが28日、分かった。指定席を希望する利用者が増えていることに対応する。
のぞみは現在16両編成で、自由席は1〜3号車の計250席となっている。このうち3号車の85席を指定席にする見通しだ。自由席の運賃は東京―新大阪間が計1万3870円で、通常期の指定席に比べ850円安くなっている。
両社は23年末から、年末年始やゴールデンウイーク、お盆などの繁忙期に限って全席指定でのぞみを運行している。