メジャー挑戦を表明している読売ジャイアンツの菅野智之が28日、都内で行われた、2024年プロ野球の「守備のベストナイン」を表彰する『三井ゴールデン・グラブ賞』の表彰式に出席。新たなステージへの意気込みを語った。
【写真】目立つなぁ…全身ゴールドで登壇した楽天・辰巳涼介 菅野が、同賞を受賞するのは4年ぶり5回目。感想を聞かれ、「投げ終わったら9番目の野手ということで、評価していただいてうれしい」と素直な心境を明かした。今シーズンについては「ここ数年、思うような成績が残せてなかったので、自分自身、相当な覚悟を持って挑んだシーズンでした」と振り返り、司会から「素晴らしいシーズンになりましたね」と問われると、「はい」と笑顔を見せた。
メジャー挑戦を表明し、“想い”を問われると「ステージは変わりますけど、やるべきことは変わらないと思うので。 どこに行っても、こうやって守備であったりとか、投げる以外のところも評価してもらえるように頑張っていきたいなと思います」と語った。
■セ・リーグ2024年度『三井ゴールデン・グラブ賞』表彰選手
【投手】菅野智之(読売ジャイアンツ)4年ぶり5回目
【捕手】山本祐大(横浜DeNAベイスターズ)初受賞
【一塁手】岡本和真(読売ジャイアンツ)初受賞※三塁手で過去2回受賞
【二塁手】吉川尚輝(読売ジャイアンツ)初受賞
【三塁手】坂本勇人(読売ジャイアンツ)初受賞※遊撃手で過去5回受賞
【遊撃手】矢野雅哉(広島東洋カープ)初受賞
【外野手】秋山翔吾(広島東洋カープ)初受賞※パ・リーグで過去6回受賞
【外野手】岡林勇希(中日ドラゴンズ)3年連続3回目
【外野手】近本光司(阪神タイガース)4年連続4回目
■パ・リーグ2024年度『三井ゴールデン・グラブ賞』表彰選手
【投手】L.モイネロ(福岡ソフトバンクホークス)初受賞
【捕手】甲斐拓也(福岡ソフトバンクホークス)2年ぶり7回目
【一塁手】山川穂高(福岡ソフトバンクホークス)初受賞
【二塁手】小深田大翔(東北楽天ゴールデンイーグルス)初受賞
【三塁手】栗原陵矢(福岡ソフトバンクホークス)初受賞
【遊撃手】源田壮亮(埼玉西武ライオンズ)7年連続7回目
【外野手】辰己涼介(東北楽天ゴールデンイーグルス)4年連続4回目
【外野手】周東佑京(福岡ソフトバンクホークス)初受賞
【外野手】万波中正(北海道日本ハムファイターズ)2年連続2回目
■選考基準
【投手】規定投球回数以上投球していること、またはチーム試合数の1/3以上登板。
【捕手】チーム試合数の1/2以上捕手として出場。
【内野手】チーム試合数の1/2以上1つのポジションの守備についていること。
【外野手】チーム試合数の1/2以上外野手として出場。
※本年度のチーム試合数の1/3以上は47試合以上、1/2以上は71試合以上