【経緯】八村塁とホーバス監督の関係悪化、昨年9月「彼から声かけてくるべき」監督発言きっかけ

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2024年11月28日 16:46  日刊スポーツ

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7月、パリ五輪 バスケットボール男子1次リーグB組第1試合 日本対ドイツ 試合前、目を合わせることなくタッチを交わすホーバス・ヘッドコーチ(左)と八村

バスケットボールB1千葉ジェッツの渡辺雄太(30)が、日本代表の盟友、NBAレイカーズ八村塁(26)が日本協会(JBA)と男子を率いるトム・ホーバス監督の批判を繰り広げている騒動について28日「隠しようがありませんが、塁とトムの関係性が良くなかった。事実として実際にあります」などと言及した。


過去の八村とホーバス監督との経緯は以下の通り。


◆23年9月3日 男子W杯で、翌24年のパリ五輪出場権を獲得した日本代表が記者会見。W杯出場を辞退した八村に対してホーバス監督は「彼がやりたいなら、彼から声をかけてくるべきだ」と発言。のちに発言の釈明と補足も八村は憤る。


◆24年6月 米ロサンゼルスでホーバス監督とJBAの東野技術委員長と会談。


◆同7〜8月 パリ五輪で八村も参加した日本代表は3連敗で1次リーグ敗退。


◆同10月25日 JBAがホーバス監督の続投を発表。


◆同11月13日 河村勇輝のグリズリーズに勝利した後でJBAや日本代表に言及。「僕らは、日本男子のトップのプレーヤーなので、男子のことを分かっている、プロとしてやっていた、プロとしてもコーチをやったことがある人に、コーチになってほしかった」などとホーバス監督の続投を批判。JBAについては強化より「お金の目的があるような気がする」と不信感を露呈した。


◆同20日 JBAの渡辺事務総長が「八村選手は大切な選手。発言を重く受け止めている」とコミュニケーション不足を認める。


◆同23日 ナゲッツ戦後、JBAについて「プレーヤーファースト(選手第一)の精神が見られない。そういう方針の日本代表ではプレーしたくないし、そういう団体とはやりたくない」と、現在の日本代表と決別を宣言した。

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