春牝馬二冠で連続3着の実績馬 嵯峨野Sで待ちに待った復帰戦

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2024年11月28日 19:15  netkeiba

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待望の復帰戦を迎えるライトバック(今年2月撮影、ユーザー提供:やまさん)
 待ちに待った復帰戦だ。春の牝馬二冠で3着だったライトバック(牝3、栗東・茶木太樹厩舎)が、日曜京都10Rの嵯峨野ステークス(3歳上・3勝クラス・芝1800m)でオープン入りを狙う。

 ライトバックは父キズナ、母インザスポットライト、母の父Exceed And Excelの血統。牝祖はドフザダービー(Doff the Derby)なので、古くは91年の英愛ダービーやキングジョージVI世&クイーンエリザベス・ダイヤモンドSを制したジェネラス、JRAで重賞2勝のオースミタイクーン、最近では16年の皐月賞馬ディーマジェスティ、19年のスプリンターズS覇者のタワーオブロンドンが同じ一族となる。

 ここまで5戦2勝。今春の牝馬クラシックは桜花賞、オークスともに3着。惜しくもタイトルには届かなかったが、桜花賞で上がり3F最速となる32秒8をマークしたように、決め手は世代屈指といえる。その後は休養を挟んで新潟記念で始動予定だったが、馬場入り後に放馬して競走除外に。心身のリフレッシュを図るために放牧に出され、今回が待望の復帰戦となる。

 初の古馬との戦いとなるが、実績では一枚も二枚も抜けている。重量の54kgも有利。新コンビとなる団野大成騎手を背に迎え、結果はもちろん、内容も求められる一戦となる。

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