アメリカンフットボールの全日本大学選手権準決勝(12月1日、大阪・ヤンマースタジアム長居)で立命館大(立命大=関西1位)と対戦する早稲田大(早大=関東2位)が28日、オンラインで会見した。
22年以来2年ぶりの甲子園ボウル(決勝)まで、あと1つ。高岡勝監督、DB木村大地(4年)とともに出席したエースRB安藤慶太郎(3年)の言葉にも「必ず勝って甲子園の切符をつかむ」と熱がこもった。
23日の準々決勝(味スタ)では、自身がファーストプレーでタッチダウン(TD)を奪うなど、関西3位の関大を31−28で撃破。毎春に定期戦を行うライバルで、今年の関西学生リーグでは立命大を倒すなど結果を出した相手を退け「関大という山を1つ越えて、攻撃が形になってきた」と自信が深まった。
個人としても、昨年までの「よける」走りから「当たりを恐れず、エンドゾーンまでの最短距離、縦を意識した走り」を、立命大OBの東松瑛介コーチから習得。手応えあるシーズンを送っている。
今年から大学選手権のトーナメント方式が変わり、東西リーグから各3校が出場する。短いスパンで強豪と相対することになるが「甲子園で勝つためには、その前の強い相手をどんどん倒して成長していかないといけない。昨年までのように、関東で優勝、東北(・北海道代表校)と対戦後、いきなり関西と甲子園で当たってしまうより、正念場が多い方が成長できるし、場数を踏める」と新方式を歓迎。「自分の方が目立って、必ず勝って甲子園ボウルに進みたい」と決勝を見据えた。【竹本穂乃加】
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