レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英に現地メディアから高評価が与えられている。
ヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第5節が28日に行われ、レアル・ソシエダはアヤックスと対戦。67分に久保の折り返しからアンデル・バレネチェアが押し込んで先制すると、85分には久保が自らドリブルで駆け上がって行き、左足でシュートしたのが相手に当たりながらネットを揺らし、2−0で勝利を収めた。
1ゴール1アシストを記録した久保は87分までプレー。試合後、選手採点を発表したスペイン紙『エル・デスマルケ』は久保にチーム最高タイとなる「8」点をつけ、「チームが攻撃面で劣っていたにもかかわらず、ラ・レアルの攻撃で最も努力した人物」と評価した。
また、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』でも久保は「最初のゴールはバレネチェアが決めたけど、本当の立役者は久保で、彼は得意技で相手を崩した。この日本人は『メッシのような』ゴールでパフォーマンスを締め括った」と絶賛されている。
さらに、この試合の選手総評を発表したスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は久保を「銀河系」と評し、「前半は貧弱だった。しかし、後半の彼は革命のリーダーだった。なんとあっという間の45分だ。彼は止まることなく圧倒し、バレネチェアにゴールを与え、4人のディフェンダーの間で(ディエゴ・)マラドーナのようなゴールを決め、試合が決まった86分に拍手を送られながら下がった」と賛辞が送られている。
【ハイライト動画】レアル・ソシエダvsアヤックス