自民党旧二階派「志帥会」(解散決定)が、政治団体からのパーティー券収入24万円を記載していなかったことが29日、総務省が公表した2023年の政治資金収支報告書で分かった。
公開された収支報告書によると、泉信也元国家公安委員長が代表を務める政治団体「篠山会」は23年4月、「志帥会と同志の集い」の会費として、志帥会に3回、計24万円を支出した。
志帥会の収支報告書によると、集いは4月26日、東京都内のホテルで開催された。パーティー券収入として2億5743万円の記載があったが、篠山会がパーティー券を購入したことは書かれていなかった。