現地時間29日、MF坂元達裕が所属するコヴェントリーは新たな指揮官としてフランク・ランパード氏が就任したことを発表した。同日、イギリスメディア『BBC』が就任会見におけるランパード新監督のコメントを紹介している。
ランパード新監督は「一部の人は、経済的な観点から私が働く必要などないと思っているだろう。でも、私はサッカーが大好きなので、仕事に戻りたいと思っていた」
「私は選手を指導するのが大好き。練習場で選手たちと一緒に働くのが大好きなんだ」
現役時代、ランパード新監督はチェルシーやイングランド代表などで活躍した。2017年2月に現役を引退すると、以降は指導者の道に転身。だが、EFLチャンピオンシップ(イングランド2部)のダービー・カウンティではプレミアリーグ昇格プレーオフに進出するなど一定の成果を挙げたものの、2019年7月に就任した“古巣”チェルシーでは成績が伴わず2021年1月に解任された。以降はエヴァートン、チェルシー(暫定監督)を率いたが、両クラブを率いた1年間ではプレミアリーグ29試合で4勝8分17敗と厳しい成績に終始した。
今季、コヴェントリーはEFLチャンピオンシップで17試合を消化して4勝5分8敗。17位に低迷しており、ランパード新監督にはチームの再建が期待されている。