秋元康氏、AKB48に願い「ここから第二期黄金時代を」９年ぶり新公演タイトルは「ここからだ」

AKB48の総合プロデューサー秋元康氏（66）が29日、AKB48劇場オリジナル新公演に向けたカウントダウン動画に登場し、新公演タイトルが「ここからだ」に決定したことを発表した。

AKB48結成19周年を迎える12月8日、東京・秋葉原のAKB48劇場がリニューアルオープン。秋元康氏が約9年ぶりに書き下ろした新公演「ここからだ」が開幕する。

29日にグループの公式SNSにアップされたカウントダウン動画に秋元氏が登場。新公演のタイトル「ここからだ」に込めた思いについて「今のAKB48のポジション、全盛期に比べて“地味なんじゃないか”とか（言われている）。でも実際はすごい新メンバー達が頑張ってるじゃない」と話した。「だから、ここから第2期黄金時代を迎えますよという意味を込めて“ここからだ”というタイトルにしました」とした。

また、新公演の16曲全てについて「僕は書きましたよ、全部」と明かした。これまでに2回、新公演の延期を発表しており「あとはスタッフの問題です。さすがに何回もうそついてるもんな、やるやる詐欺を」とプレッシャーをかけつつ、「今回は間違いなくやると思いますけど…。12月8日にスタートすると思います！」と宣言した。

さらに「歴史のあるグループですから、AKB48の一番初めの頃の魂というか、気持ちというか、それを今の子たちが受け継ぎながら新しいAKB48を作ってほしいなと思います」と願った。新公演について「12月8日に本当にスタートできるのか？」と疑いを持つファンも多い中、秋元氏は「今度は本当です」と念押した。

初日メンバーは小栗有以（22）倉野尾成美（24）佐藤綺星（あいり、20）下尾みう（23）鈴木くるみ（20）千葉恵里（えりい、21）

永野芹佳（23）水島美結（21）向井地美音（26）村山彩希（ゆいり、27歳）山内瑞葵（23）山崎空（20）秋山由奈（18）八木愛月（19）山口結愛（15）伊藤百花（20）の16人。

メンバーからのコメントは以下の通り。

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▽4代目AKB48グループ総監督の倉野尾成美

「これまで先輩方が築いてきた既存の公演しかやったことがなかったので、自分たちの公演をいただけることにうれしさでいっぱいです。これまでの演目を超えるくらい、観ている人が『ここからのAKB48を見たい！』と思ってもらえるような公演にしていきたいです」

▽13期生の村山彩希

「先生らしいタイトルだなって思いますし、今回書き下ろしていただいた16曲の中に前向きな言葉がすごく多くて『これからのAKB48にこうなっていってほしい』という先生からのメッセージをすごく感じます。私たちAKB48メンバーも改めて『ここからだ』という気合を入れ直して、本番に臨みたいと思います！」

▽16期生の山内瑞葵

「はじめてのオリジナル公演ということで、楽曲や衣装、振付そして新劇場とたくさんの方が愛を込めて準備してくださっているおかげで初日を迎えることができるので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。いただいたすてきな新公演を本番ギリギリまでみんなで準備して、1曲1曲を大切に全身全霊をかけてパフォーマンスします！」

▽17期生の佐藤綺星

「大きな節目となるこのタイミングで、劇場が新しくなり新公演も始まるので、新たなスタートラインに立ったような気持ちです！　第二期黄金時代を迎えるという期待をメンバー全員で背負い、『ここからだ』というすてきな公演名に負けないように、常に熱い気持ちでパフォーマンスしたいです」

▽18期研究生の八木愛月

「昔からAKB48劇場がAKB48の原点で、決して大きいとは言えないこの劇場から先輩方はスタートして、どんどん大きなステージに立っていくのを子どもの頃から見ていました。そして、その歴史ある劇場が新しくなるということで、『ここからだ』というタイトルのとおり、この公演からまた新たなAKB48の伝説を作っていきたいです！」

▽19期研究生の伊藤百花

「私たちメンバーもファンの皆さんも待ちに待ちに待ちに待ちに待った新公演に、初日メンバーとして出演させていただけることが本当にうれしくて夢のようです。練習をしながら毎日ワクワクした気持ちが募っています。伊藤百花をまだ知らない方もたくさんいらっしゃるはずなので、そんな方に『おっ！』と思っていただけるようなパフォーマンスをしたいです！！」