お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(33歳)が、11月28日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。SNS時代におけるテレビ報道に在り方について持論を語った。
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番組は今回、17日の兵庫県知事選で、SNSやネット動画などのネットメディアを中心に選挙戦が盛り上がり、テレビや新聞などが“オールドメディア”と揶揄されたことに注目。SNS時代のテレビ報道のあり方を考えた。
番組MCを務めるEXITのりんたろー。は「僕はテレビに焦りのようなものを感じる」とした上で、「『まだ分からないことが多いから、これは報じない方がいい』と判断したことに誇りを持った方がいいのでは? それを貫き通すのがプロの仕事なのだから、ネットの声に振り回されない方がいいと思う」とコメント。
また、「SNSやネット動画は、個人の見たいものを見せてしまう。だからこそ、テレビはリテラシーや倫理観、バランス感覚を持って報じることに真摯に向き合っていかないと」と話した。
相方の兼近大樹は「人はそれぞれ自分の信じたいものがあるのだから、『テレビの情報は信じたくない』と言われたらそれまでだと思う。だけど、テレビの報道は中途半端に偏っているように感じる。フワッとした論調で『偏りがあるな』と思うこともあれば、『公平を目指し過ぎていて面白くない』と感じることもある」と指摘。
続けて「それに対して、ネットメディアは1度自分の信じたい意見を視聴・閲覧したら、同じような意見をずっと見ることができるから、『俺の意見と一緒だ!』って気持ちがいい。つまり、視聴者に好かれたいなら、極端で過激な意見を伝えた方がいい時代になっているのでは?」と持論を展開した。
さらに「SNSは自分で調べることができなかったり、議論を理解できていない人を扇動することができる。自分の意見を考えなくなって、『それでいいじゃん』になったら終わりだと思う」と伝えた。
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