首都圏を中心に相次ぐ強盗などのうち、千葉県市川市の住宅から女性が連れ去られた事件で、千葉地検は29日、自営業の藤井柊(26)=愛知県春日井市、内装工の高梨謙吾(21)=横浜市旭区=両容疑者を強盗致傷と住居侵入、逮捕監禁の罪で起訴した。
起訴状によると、共謀して10月17日午前1時25分〜同2時45分ごろ、市川市の女性宅に侵入し、女性に暴行を加え「金を出せ」「殺すぞ」などと脅迫し、現金約4万8000円やキャッシュカードなどを奪った。その後、女性の手足にガムテープを巻きつけて女性の車に押し込み、埼玉県川越市内の宿泊施設に入室させて逮捕監禁したとしている。
市川の事件では他に久保田陸斗容疑者(21)が強盗致傷などの疑いで逮捕されている。【林帆南】
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