《ベストシーンランキング》2024年大谷翔平の名場面トップ10、圧倒的1位は“伝説の試合”

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2024年11月29日 21:10  週刊女性PRIME

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9月20日、史上初の“50―50”を達成した次の打席でも3打席連続のホームランを放った大谷翔平 写真/共同通信社

 日本時間11月22日、自身3度目のMVPを獲得した大谷翔平。指名打者での受賞は史上初の快挙となった。

 2024年は公私ともに話題の尽きることのなかった大谷。そこで日本全国の30代から70代の女性1000人に、今年の大谷による“ベストシーン”についてアンケートを実施。女性ファンの印象に残ったのは、どの場面だったのか。

ベストシーントップ10を振り返り!

 第10位にランクインしたのは、2月28日にドジャース移籍後、初出場となったオープン戦でいきなりホームランを打ったシーン。

「移籍後の初出場でのホームラン。なかなかできないだろうから」(大阪府・75歳)
「ドジャースに移籍しての活躍を期待していたから」(長野県・45歳)

 最初の試合で打ったことで、インパクトが強かったようだ。

 2つのシーンが同数で並んだため、8位が2つ。1つ目は7月14日、日本人として初めてメジャーリーグ通算200本塁打を記録した場面。エンゼルス時代の2018年4月4日にメジャー初本塁打を放ってから、6年3か月での到達となった。

「日本人初で純粋にすごいと思った」(東京都・31歳)
「ひとつの区切りの感じがするから」(神奈川県・68歳)

 もう1つの8位は7月17日、オールスター戦前のレッドカーペットでの“デコピンスーツ”。真美子夫人と一緒に登場した大谷。着用していたブラウンのジャケットの裏地には愛犬・デコピンのイラストが描かれていた。

「奥様がとても素敵で、デコピンのスーツもユニークでカッコよかったし、とても幸せそうだった」(愛知県・57歳)
「スーツがとてもかわいくて似合っていたから」(北海道・30歳)

 うれしそうな笑顔でジャケットを広げてデコピンのイラストを披露した大谷。

 芸能リポーターの川内天子さんに、女性目線でこのシーンのどういうところがよかったのか話を聞いた。

「大谷選手が背広をパッと広げて、何をするのかと思ったらデコピンのイラストが。そういうちょっと笑わせてくれるジョークみたいなことを入れてくれるところが、スターでありながらも親しみやすさを感じさせてくれました」

連続ランクインの“デコピン”

 第7位は2月29日、自身のインスタグラムにデコピンの画像入りで発表した結婚。

「インスタグラムでの結婚発表にはとてもびっくりしたし、画面の右下にいたデコピンがとてもかわいかった」(新潟県・35歳)
「結婚はおめでたいことで、印象に強く残っており、テンションが上がった」(福井県・41歳)

 電撃結婚に加えて、投稿した文書の画像にデコピンもいたことが心に残ったようだ。

 第6位は11月2日、ワールドシリーズ制覇を祝して行われたパレードに真美子夫人とデコピンも一緒に登場。バスの上から声援に応え、球場では流暢な英語のスピーチをしてファンを沸かせた。

「楽しそうなスリーショットがとてもよかったからです。英語でのスピーチもよかった」(埼玉県・76歳)
「大谷が現地のファンに向けて英語でスピーチしたのが感動した。自分の言葉で感謝を伝えたかったのだと思った」(千葉県・44歳)
「頑張った一年のご褒美的な幸せの時間と思うから」(沖縄県・50歳)

 優勝の喜びや、真美子夫人やデコピンと一緒に楽しむ姿と珍しい英語のスピーチでファンの心をつかんだようだ。

「デコピンも一緒にバスに乗って、抱っこしていたのには参りました。リードをつけてただ乗っているだけではなく、大谷選手が抱っこして、それを見たファンが“デコピン”と言っている光景はよかったです。真美子さんとも話していたりして、幸せそうな家族を見ている感じ。いやらしさがまったくないのが素晴らしいですね」(川内さん)

 第5位は8月24日、メジャーリーグ史上最速で40本塁打&40盗塁の“40―40”を達成。サヨナラ満塁ホームランという劇的な決め方だった。

「印象に残ったし、大谷選手のすごさを物語っている気がした」(東京都・69歳)
「40―40&サヨナラ満塁ホームランが同時にできるのは、スーパースターの証しだから」(東京都・50歳)
「記念のホームランが逆転サヨナラ満塁ホームランなんて、マンガの世界みたいだから」(新潟県・48歳)

 マンガのような展開で記録を達成したところに大谷のすごさを感じたようだ。

結婚、世界一、ケガ…ドラマチックな1年

 第4位は3月15日、結婚発表後、真美子夫人を初めて公開したツーショット。

「あんなにお似合いの人と巡り合える奇跡を感じました」(茨城県・42歳)
「世界の大谷選手が奥さんに選んだ人はどんな人なのかと、ドキドキしながらツーショットを見たときは、お似合いすぎるおふたりで衝撃を受けました!」(京都府・33歳)
「結婚相手が誰になるのか世界中が注目した中、誰が見てもベストカップルで爽やかなふたりがすごく印象的だった」(東京都・48歳)

 それまでお相手を公開していなかった大谷。元バスケ選手の真美子夫人の写真が初公開されると、お似合いという声が相次いだ。

「第一印象は、ふたりの顔が似ていると思いました。アナウンサーや芸能人だと反感もあったと思うのですが、真美子さんからは奥ゆかしい印象を受けたので、やっかみのような批判もなかったです。本当にパーフェクトでしたね」(川内さん)

 第3位は10月31日、ワールドシリーズ第5戦でドジャースがヤンキースを下し、世界一となった場面。エンゼルス時代はプレーオフにすら進めなかったが、移籍1年目で栄光を手にした。

「やはり最高の達成の瞬間。その前に肩のケガがあり、本当にドラマチック。大谷選手はもちろん、仲間たちとの絆も感じられて胸が熱くなった」(東京都・65歳)
「大谷選手の昔からの夢がようやくかなった瞬間だったから」(千葉県・43歳)
「ケガをしても優勝にこだわって出場したので、優勝が決まった瞬間のグラウンドに駆け寄っていくシーンがピカイチでうれしそうだった」(和歌山県・52歳)

 ワールドシリーズ2戦目で左肩を負傷しながらも、出場を続けて勝ち取った世界一。高校時代に書いた目標設定シートには2020年に“ワールドシリーズ制覇”と記していた。4年遅れではあるが夢の1つを達成し、ファンも同じようにうれしかったようだ。

「左肩をケガして、ユニフォームの胸の部分をつかんで走っている姿を見て、痛いのかな、このケガさえなければ打ってくれただろうに、と思って見ていました。目標設定シートに26歳で“結婚”“ワールドシリーズ制覇”と書いていましたが、どちらもやり遂げた年になりました。この人は幸せをこんなに勝ち取るのか、と感じましたね」(川内さん)

 第2位は8月29日、デコピンによる始球式。大谷はデコピンと一緒にマウンドにいくと“待て”と指示。ホームベースのところまで移動して、合図をするとボールをくわえたデコピンが大谷のところへ一直線。大谷も「打席よりも緊張した」と振り返る大役を見事に務めた。

「始球式を人間以外がしたのを初めて見たからです」(福岡県・50歳)
「デコピンの賢さと大谷夫妻がデコピンをすごくかわいがっているのがわかってほほえましかった」(北海道・67歳)
「野球をやっているときの大谷くんにはない笑顔で デコピンをホームベースで迎えていたから」(群馬県・53歳)

 犬の始球式という、あまり見ない光景やデコピンの賢さとかわいらしさ、愛犬に見せた大谷の表情に心を打たれたようだ。

「とにかくデコピンがかわいい。ちゃんとマウンドで待ってから大谷選手のところへ一目散に走っていく姿はかわいらしかったですよね。それで大谷選手とハイタッチして、もう感激。あんな賢い犬を“私も飼いたい”と思いました。練習したといっても、なかなかうまくはいきません。さすが大谷翔平の愛犬という感じでしたね」(川内さん)

1位はもちろん“伝説の試合”

 215票を集めて第1位に輝いたのは、9月20日にメジャーリーグ史上初となる50本塁打&50盗塁の“50―50”を達成した試合。50号を打った次の打席で、3打席連続本塁打となる51号を放ち、この試合で51―51とする驚異的な結果を残した。

「1試合ごとに記録に近づいていく姿をハラハラしながら観戦していたが、大谷選手はそんな緊張感を微塵も見せず、軽く記録を更新、最後の打席ではオマケのホームラン! 夢でも見ているのかと思いました」(大阪府・72歳)
「世界初を日本人がやってのけたから」(福岡県・48歳)
「今までこんなに活躍する姿はマンガでも見られないシーンだから」(大阪府・51歳)

 まさにフィクションを超えた偉業。これまでのメジャーリーガーが成し遂げられなかった前人未到の記録を日本人が達成したことを誇りに思う人も多かった。

「前人未到の記録を達成したのに、それを喜ぶ間もなく、すぐに51本目を打って。注目されて期待以上のことをやってのけるのは、やはりスーパースターだと思いました。日本人がこういう記録を達成して誇らしいと同時に、連日の活躍に胸が躍る秋でした」(川内さん)

 今年の大谷をまとめて、川内さんはこう振り返った。

真美子さんという大谷選手にピッタリな方と結婚して、野球ではみんなをワクワクさせてくれるような活躍をして、パーフェクト。スターでありながらも親しみやすさもあって、家族のように応援している人も多いです。今年は記録にも記憶にも強く残る大谷選手の年。まさに“SHOW TIME”でした

 来年は、二刀流の復活も期待。

 これからもファンの想像を超えることをやってのけてくれるだろう。

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