【キッチンアイテムお試しレポートVol.45】クックパッドニュースライターが、便利なキッチングッズをお試し!実際に使って便利なものだけをレポートします。
ダイソーの「レトルトしぼり」
今回は、ダイソーで購入した「レトルトしぼりandカッター」をご紹介します!
パスタソースやカレーなど、パウチ袋に入ったレトルト食品を使う機会は多いですよね。我が家では平日のランチや災害用の備蓄として、丼の具やカレーを常備しています。
今までは手でしぼり取っていましたが、手がベタベタになったり、パウチの中に具材が残ってしまうのが悩みでした。
そんなとき、ダイソーでレトルトをしぼるアイテムが売っていると聞き、さっそく購入してみました。
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キッチン用のトング程度の長さがあり、それぞれの先端が二股に分かれています。
このアイテム、レトルトを食べる準備をする際に便利な3つの機能が備わっているそう。ひとつずつご紹介します。
1. つかむ
パウチを鍋で沸かしたお湯に入れ、あたためたら取り出しますよね。このときに素手だとやけどの危険があるし、トングではつるっと滑ることもしばしば。
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ダイソーの「レトルトしぼりandカッター」は、パウチをしっかり掴んで鍋から取り出せます。
先端が特殊な形状になっているので、普通のトングよりもしっかりとパウチをホールドできますよ。
2. 切る
トングの反対側には、小さなカッターがついています。クリップのような形で、樹脂製のパーツの間に刃がはさみこまれているので、刃先が露出せず安心です。
クリップ部分にパウチをはさみ、指で押さえて横にスライドすればキレイにパウチを開封できます!
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「あけぐち」から手で切ると、切り口がギザギザになったり斜めになったりするんですよね。安全かつキレイに切れるのは嬉しい!
3. しぼる
開封したパウチから、いよいよ中身を取り出します! トングの中央部分にパウチをはさんで、袋の上をすべらせれば、中身がきれいにしぼり出せます。
しぼり器の部分に凹凸があり、これが中身をきれいにしぼり取れるポイントになっていそう。手でしぼると熱いし、具材が残ってしまうこともよくあるので、安全かつきれいにしぼれるのは便利でいいですね。
手しぼりvsレトルトしぼり、やってみた!
ここで簡単な実験をやってみることにしました。
今までの「手で開けて、手でしぼる」スタイルと、ダイソーのレトルトしぼりandカッター、どちらがより多くの中身をしぼりとれるか対決〜!!
用意したのは、とろみのある「中華丼の具」で、パッケージには165g入りと記載がありました。より165gに近いほうが勝ちです!
手しぼりスタイル
※どんぶりの重さは引いてあります。
まずは手ですべてをこなす従来のスタイル。結果は159.9gでした。
具材が残らないように何度も手でしぼりましたが、あんの部分が少し中に留まっていたかもしれません。
ダイソー「レトルトしぼりandカッター」
「レトルトしぼりandカッター」を使って開封し、中身をしぼり取ったほうは、重さが164.5gとなりました!ほぼ全量に近いですね!
正直ここまで165gに近づくと思っていなかったので驚きました。
実際に使ってみて、気になる点は?
カッター部分が小さく、保護パーツに囲まれているため、汚れがついた場合の洗浄が少し大変に感じました。
また、トング部分は開いたままなので、引き出しに入れると少々場所を取るのが気になりました。私は先端を輪ゴムで閉じてからしまうことにしましたが、閉じた状態でロックができるとより便利そうですね。
災害用にも買い足し予定!
今回試してみたダイソーの「レトルトしぼりandカッター」は、これまでレトルトパウチを使う際に感じていたストレスを解消してくれる便利なアイテムでした。
使い方が簡単で、中身をきちんとしぼり取れるので、家族に使わせても安心です。我が家では1つ買い足して、災害用のレトルト食品を備蓄しているコンテナの中にも入れておく予定です!
レトルト食品を食べる機会が多い方は、ぜひダイソーで「レトルトしぼりandカッター」を探して試してみてくださいね。
菱路子
料理ライター兼会社員。2007年、ひとり暮らしスタートをきっかけにお弁当を作りはじめ、お弁当ブログを立ち上げる。これがきっかけとなり、料理・外食コラムやレシピ提案、料理写真撮影を手掛けるライターとして活動を開始。「手をかけすぎず、ちょうどよくおいしい」が料理のモットー。プライベートでは1児と1猫の母です。
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